僕たちは自由を諦めない
瀬戸内を中心に活動しているAKBグループのひとつのSTU48人気がじわじわ拡大しているみたい。地元のアイドルグループだから、その活躍はうれしいしそんな彼女らを全面的に応援しているわけです。
そんなSTU48のUSENのランキングで上位をキープしている「花は誰のもの?」という曲がある。今年2月に勃発したロシアのウクライナ侵攻を題材にして、平和を訴える曲と解説されている。
歌詞を読めば、素直な小中学生ならばカンドーすると思うけれど、「国境がなくなっても、人間なんてすぐにまた別の線を引いて自分と他人を分けようとするに違いなく、それが人間というもの」とおっさんは思います。
戦争は大きな悲劇だけど、それで儲かるからそれを待ってる人達もいる。だから国境や争いが消えると困る人がいるし、あえて争いを起こそうとする人達がいる。他人がどうなろうと儲かればいいという人たち。
2番で歌われているそんな本質から逃れられないのが人間だと思うのですね。
(それにしても理想論の1番のあとにこういった内容を持ってくるところは秋元康の天才性だと思う)
人間は脳が発達しすぎて、そこから生まれた猜疑心、どこかで相手を信じられない気持ちを消し去る事はできない。でもそれがなくなれば文化や文明を育むことはできなくなるだろうし、そうなれば人間という本質が全く変わってしまう。
ならば平和なんて夢のまた夢じゃないかと言われるだろうし、確かにそれは真実だとおもう。けれど、その夢を追ってどうすればその夢に近づけるかを考え、自分のできる範囲で実践することが大切じゃないかって思います。
他人に対して少しだけでも優しくなろう。他者に対するアピールのためではなく、自分の気持ちに正直に行動しよう。
正直に生きることはなかなか大変だけれども、少しでも自分に素直になって、他人を気にしすぎず自分に正直に生きていこう。
ワシはもちろん戦争を体験した世代ではないので、戦争の本当の悲劇性は決して理解できないと思っている。だからこんな事を書いてることについて、戦争体験者の方々が「お前は甘い」と怒られるかもしれない。でもワシはワシができる範囲で戦争について考えて行動してゆくしかない。
ワシは戦争が始まっても儲かるわけじゃないし、仮に儲かる可能性があったとしてもワシはそれに乗っかることはしないことにする。デモには参加しないと思うけれど、戦争をしたがってる政治家には投票しない。
自由を行使し、自分の意見を主張しろ。
作詞者の秋元康氏は、こういった歌をアイドルが歌うことについて
とテレビで語ってた。秋元康氏のことはスキではないけれど、それが理想論だとしても夢物語としても、ここからなにか始まればよいという氏の思いは賛同します。
まあ、そんな事を考えた8月15日でありました。
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