見出し画像

雨ニモマケ…る。

こんにちは。
旅するとよく雨に降られます。雨女です。

タイ、カンボジアでスコールなんて当たり前。

絶景と言われてるサントリーニはどしゃ降り。到着して何より先に傘を買いました。
空が真っ暗なサントリーニ島。写真集とかでも見たことないでしょう…残念極まりない悲しい景色となるのですよ。

中欧を周る旅では成田で太陽を見て最後、成田に帰ってくるまでお日様と出会えませんでした。日数にして10日間。
どしゃ降りの中、スロバキアのバス停で目的のバスが見つからなかった時には流石に帰国したくなりました。

かと思えば、グランドキャニオンは到着したら雲でキャニオンな部分が全く見えず。
さらに年に数日しか降らないという雨にもしっかり降られました。
乾燥地帯に恵みの雨を降らせたことに、植物とかには感謝されたんじゃないかと思います。

乾燥したところといえばウズベキスタンでもがっつり雨に降られました…。お土産もの屋さんで雨宿りさせてもらったあげくに何故かご飯までご馳走になったり、あまりに寒そうなカッコしてたと思われたのかストールまで貸してもらって観光してたことがあります。
その時に友達になった子とは今だに連絡を取り合っているので雨も悪いことだけじゃない…と思いたいです。

ところで、やたらと雨に降られる人を雨男、雨女なんて言いますよね。
あれ、Wikipediaさんによると、

雨女(あめおんな)とは、雨を呼ぶとされる日本の妖怪。

だそうなんです。
…妖怪。人じゃないのかい。

「私、雨女なんだー」とか言おうものなら妖怪宣言になっちゃうわけです。
うわ…可哀想。私が。(笑)

旅人で会社員で妖怪かー。
もうキャラが大混雑。

ただ、ちゃんとWikipediaさんでは続きも書いてありました。

また、その行動が雨を呼ぶかのように思える女性もこう呼ぶ。

こっちは人扱いしてくれてますね。
先に妖怪って言っちゃってるからフォローされてる感はすごいですが。

で、妖怪認定された雨女(笑)の旅はというと室内の観光地かカフェ、飲み屋、屋根のあるところを徘徊するんですね。
美術館の1週間チケット買って連日入り浸ったり、観光もそっちのけで梯子酒にいそしんだり…。

そのお陰でチュニジアでは博物館の学芸員さんとおしゃべり出来たり、グランドケイマンでは3日連続で飲み屋やパレードで出会う海賊と友達になり、シンガポールでは次の旅先のアイデアをもらいました。

恵みの雨とはよく言ったもんです。

だからまぁ、旅先で雨に降られても悪いことばっかじゃないですよ。というお話。

因みに困るのは早くから飲み屋さんに入り浸るので酔っぱらいになるのが早い時間になることくらい。
雨だとビールとかの誘惑に負けやすい…(笑)

梅雨にちなんで雨の旅のお話をしてみました。
それではまた別の旅のお話で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?