TA-3.2.3 (K3)定義されたカバレッジを達成するために、境界値分析テスト設計技法を適用して、特定の仕様アイテムからテストケースを記述する。
カバレッジの算出方法
テストした境界条件の数/全体の境界条件の数
境界条件には2つの値を用いる方法と3つの値を用いる方法がある。
例)a≦1 で処理が実行される場合
2つの値を用いる方法
a=1(実行される境界)
a=2(実行されない境界)
3つの値を用いる方法
a=0
a=1
a=2
注意事項
有効同値、無効同値の増分に注意する
有効な入力範囲に制限されない。(例えば10まで入力できる場合は11が無効境界値になる)
練習問題1
あなたは、パスワードを6〜10文字で入力する必要があるログイン機能のテスト担当者です。 境界値分析(2値)で100%のカバレッジを提供するテストデータセットは次のうちのどれですか?
A) -1、0、5678910、12345678901
B) abcdef、1234567890
C) 55555、12345678901
D) 55555、abcdef、1234567890、12345678901
正解:D)
練習問題2
境界値分析(3値)で100%のカバレッジを提供するために必要なテスト数はいくつですか?
A) 3
B) 4
C) 5
D) 6
正解:D)
TA-3 適切なテスト技法を選択し適用する。定義されたカバレッジ基準に基づいて、 テストが適切なコンフィデンスレベル(確信度合い)を提供することを確保する。(仕様ベース)
出典:Sample Exam - Question ISTQB Test Analyst Syllabus Advanced Level Version 1.2
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