TA-4.2.1 (K2)正確性、合目的性、相互運用性、および標準適合性の特性をテストする場合に、どのテスト技法が適切であるかを、例を挙げて説明する。

正確性

明示的または暗黙的な要件にアプリケーションが準拠していること(仕様通り動くこと)をテストする。
計算結果の正確性も含む。
ほとんどのテスト技法を使用できる。

合目的性

機能がその意図やタスクに対して適切であることを評価、妥当性確認する。
ユースケーステストを使用する。

相互運用性

2つ以上のシステムやコンポーネントが情報を交換できる、以降の処理でその情報を使用できる程度をテストする。
システム間、システムと環境の間などを、デシジョンテーブル、状態遷移図、ユースケース、組み合わせテストなどの技法を使用する。

標準適合性

コンポーネントやシステムが標準や基準に適合しているか判定するテスト。
欠陥ベースや経験ベースの技法を使用する。

練習問題

あなたはクレジットカード取引を処理するアプリケーションをテストしています。

アプリケーションの性質上、システムの品質に対する要求は高く、またシステムは、クレジットカードを扱うアプリケーションに関する規則に従って正確に機能しなければなりません。

さらに、このアプリケーションが接続されている多くのシステムがあるため、それらの間の相互作用は重要であり、完璧でなければなりません。

このアプリケーションをテストするときに最適なのは、次のうちどれですか。3つ選択しなさい。

A) エラー推測
B) デシジョンテーブルテスト
C) ユーザビリティテスト
D) 状態遷移テスト
E) 探索的テスト
F) ユースケーステスト

正解:B),D),F)

シナリオから相互運用性の確認が必要であると読み取れる。
相互運用性の確認には以下が適している。

デシジョンテーブルテスト
ユースケーステスト
および状態遷移テスト

JSTQB AL TA(テストアナリスト)のビジネス成果

TA-5 実行する機能テストの適切なテストタイプを決定する。

出典:Sample Exam - Question ISTQB Test Analyst Syllabus Advanced Level Version 1.2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?