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手開き

いわしの手開きがやってみたくて、初挑戦。そして南蛮漬けを作りました。適当だけどおいしくできた。

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手開きは難しい。(写真も難しい)

以前ふと小間切れ肉を見て、これも元は豚なのだよな、と思うと、その過程を知らずに当たり前に使っている事が怖くなった。
だから、肉は捌けなくとも、自分の手で魚を捌けるようになりたいと思った。

なんというか、大変な事を知らずに当たり前に使っているのって怖いなーと思うのだけど、まあ全部が全部自分でやる必要もないし適材適所というか餅は餅屋で良い。
ただ、「知らない」より「知っている」方が良いなと思った。自分は。

高校の時親戚の農家で働いていた。
その時自分は調理師を志していたので、「作る側の気持ちを知っておきたい」と思っていたのだと思い出して、その時から変わっていないのかもしれない。

漫画「リトル・フォレスト」の作中で、岩魚を捌きながら
「他人に殺させておいて殺し方に文句つけるような そんな生き方はやだって思ったんだよね」
と言うシーンがある。
登場人物の一人ユウ太が小森を出て暮らした場所では「話されているコトバが違う」。
自分自身でやって、感じた事。それが一番信用できる。
とても好きな漫画で何度も読み返している。
最初は橋本愛さんの映画で観たのだけど、映画も漫画も台詞やシーンが素晴らしいので是非見てほしいです。

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「リトル・フォレスト」


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