今週からガラッと天気が変わって寒いッスね。

この時期になるとKen Araiさんのサポートで上海と北京でVJをやった時の事を思い出します。
「寄生獣」や「失恋ショコラティエ」のサントラを手がけているだけあって、
現地でのKenさんの人気はそりゃぁ凄いもんで会場の入り口で歓喜の声を上げていた若い子達を今でも覚えています。

僕にもVJ映像の感想をくれたり、
weiboを始めるとKenさんのファンがアクセスしてくれるようになりました。
一過性のものかと思いきや「いつ来るの～？」とか「また会いたい～」とか、
「僕もVJやりたいです〜」とか嬉しい事を今でもDMしてくれる。

なかには「彼氏にフラれた〜！」とか「ピアス空けるかも～」とか「暑い～」とか
わしゃ駆け込み寺かっ！wwなんて思ったりもするんだけどw
(嬉しいことにDMやコメントの多くが日本語なのよね。)

でも、そんなメッセージにもマメに返事を返していると心を開いてくれる様になるのは、
日本の若い子達の感覚と差はないんじゃないかと思います。
日本語を話せる子も多いので、何だか日本人と話している気分にもなります。

ご存知の方も多いと思うけど中国ではtwitterやFacebookは禁止されています（表向きはね）。
でも、都市部の若い子たちは日本の情報にとても詳しくて例えば米津玄師や中田ヤスタカのファンも多いし、
twitterをスクショにしてチェックしてたりする。

だけど、今年はいつも以上に情報統制がされているみたいで、
SNSで「今日は～」って言葉を入れた時点で削除されたりする事もあったみたい。
この時期になると隠語が飛び交うんだけど、それもなくSNSは凄くスッキリしている様にみえる。
（ここだけボカした文面になっているのはお察し頂ければと。）

加えてアメリカの追加関税や豚コレラのコトで物価も上がっているみたいで、
色々と不安もあるんじゃないかと思います。(コレは僕の拙い情報収拾と推測です)

そんな時に「こっちは星が綺麗だよ」なんてDMを貰ったりすると、
もしかしたらこれは隠語でホントは何か別に伝えたいことがあるんじゃないかと思ってしまう。
普段は率直に感情を吐露していたのにって。

海外に親しい人を作るとこういう想いにかられるんだなと思い知る今日この頃です。
なまじ日本語でコミュニケーションをしているだけに、
今回はいつも以上に気になるトコロです。