日記 20210819

あまりに漠然と曖昧と毎日がすぎていってしまうため、三日坊主になる可能性が高いのだけれども、日記をつけてみることにした。

・加藤周一『羊の歌』をよみはじめた

終戦記念日に『戦場のメリークリスマス』を見たから、というわけではないのだが、戦争にかんする本や当時の雰囲気について知りたいという思いがあり手にした。まだ冒頭だが、名文であり、時代の風景とともに「良家の子息」の自意識と無意識に鋭い分析がくわえられ、グイグイ読んでしまう。

作業は進まず、この一週間実質的に何もしていないのじゃないかと思う。他と比べると、かなりまずいという気がして、焦りが生じるが、まあいいのだ、どうしようもないのだ、という気持ちもある。ストップしている企画ばかりであり、今のうちになにか考えなければならない。

人を感動させる、心の動きは、文章でつくることができる。観察しては驚くのだけれども自分がそれを書けるかというとなかなか書けないのだ。その点で圧倒的負けを感じる。今週末は話題の『ライティングの哲学』でも読もうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?