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さくらしめじのあたたかさを知って欲しい

また久しぶりになってしまった気がします。
最近はもっぱら卒論に追われているのですが、これはいまほかほかのうちにかきたいなと思って、電車の中で、そして帰路では書ききれなかったので家に帰ってきてからもばしばし打ち込んでいるところです。

で、本題は何かと言うと「さくらしめじ」です。
今日は渋谷クアトロ公演ということで、初めてワンマンに行ってきました。(一応リリイベは参加済)
その事についてまとまりきってはないのでつらつら書きなぐります。

ひとまずノリでチケットとってみた

これは完全にリリイベのノリだったんですが、あまりにもリリイベの満足度が高すぎて。これは行かないとまずい!と思ってしばらく後にローチケ先行だかなんだかがはじまったのと、ひょうがの誕生日だったので申し込んでみました。理由が相変わらず軽率。
個人的にクアトロは大好きなライブハウスなので、それも理由の一つ。あそこの雰囲気といい(柱があることを除いた)見やすさといい、お気に入りポイントが多いのはかなり背中をおしてくれました。
あと個人的に照明も好きなんですよね。なんかあのサイズ感にしては照明多くてワクワクするし、奥のガチャガチャ感がなんとなく好きです。

行くと決まったら本気で聴く

実は昔から曲はよく聴いてはいたのですが、本腰を入れて聴き出したって感じ。アルバムもお気に入りの曲多かったし、、、、ギター好きだし、、、、、、
聴いていると歌詞の質感、声のあわさりかた、自分と同い年だからこその感覚と小さい頃からこの世界で2人でギター弾いて歌ってってやり続けてきたからこその感覚が混ざりあった不思議な感じがじんわり自分に広がってむず痒くなりました。

さて当日。

卒論に追われながらも、あともうひと踏ん張りする力をもらいたくて、開場に向かいました。
個人的にはたぶんもう1年ぶり位のクアトロ。階段を登った先のあの暗いレンガの壁をみて、あーこの感じ、好きだなぁと既に勝手にしんみりしていました。
わかりやすくEBiDAN DDなので、渋谷ついてからワンエンの旗やら超特急の展開やらげんじぶのバスをみて、気持ちは高まっていたのですが、やっぱ会場のポスターとかみると段違いだなぁと。
中に入れば、もうたくさんの人。整番自体たぶん真ん中ぐらいだったとおもうのだが(クアトロは750位入るはずで自分は300番台)、もう既にだいぶ埋まってるな~って感じでした。余裕をもってみんな立ち位置取ってたのかな。

ライブスタート

冒頭3曲で、まぁ信じられないくらい涙が止まらなくて。周りの人めっちゃ見られた。そりゃそう……え、おま、え、、、みたいな感じになってて申し訳ない気持ち。
なんでさくらしめじってあんなにずっと純度が高いままで居てくれているんでしょうか。一端の陰りもなく、自分達の音楽を素直に奏で続ける姿を見ていると、胸が熱くなって、、、、
この数年色んな環境の変化があっただろうし、年齢も重ねてきて(とはいえ22になる学年だけど)、それでもあたたかさを大きく優しく広げている2人。それに包まれるようなあのクアトロの空気は凄く心地よかった。
とはいえ、冬のライブハウスって、外と中の温度差で毎回苦しむので服装調整するのも難しいし、あんまり得意ではないのですが、やっぱりライブが始まってから体調崩してしまう方が何人かいらっしゃって。それを見つけた瞬間、2人は迷わず音を止めて、話で繋ぎながら、フロアもスタッフ呼んだり、担架運ぶのを手伝ったり…これをさらっとできる空間であることは、改めて当たり前では無いし、これは誇っていいことなんじゃないかな。
冗談で「今(体調悪いって言う)ならひょうがが助けにいくんで!!」って言ったがくの言葉、たぶん偽りはなくて(いやさすがにひょうがに行って欲しくはあんまないけど🙃)。それくらい目が届く会場だから、助けはすぐに求めて欲しいなと思っていたんだと思います。

おわりに


彼らの成長をずっと見守ってきた人も、最近その存在をなにかのきっかけで知った人も、あの空間で共有した音楽と優しさは同じはず。

「雑音なる日々に旋律を

消せない心の霧も晴れるような

音を奏でるよ 明日へ響くように」

      エンディング/さくらしめじ

身近にいる友人達が踊って歌う代わりに、自分たちはギターを持って、遂に楽器隊を背負うようになった彼らの姿は眩しくて。
間違いなく、力強く光を差し込ませることが出来るような2人になっていると思います。
真っ直ぐに自分たちの音楽が1番だって思い続けて欲しいと思うし、それが私みたいなごく普通の人が明日も頑張ろう。卒論頑張ろう。仕事頑張ろうと思える種になってるんじゃないかな。

EBiDANに触れている人には、エビライ以外でどうにかさくらしめじに触れて欲しいなと思います。EBiDANが好きだからこそ響くものもあるし、その中でギターを弾くことに誇りを持っている2人がかっこいい。そう思います。

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