Haute42 Haute pad plus G16 設定 ① CPTルール対応編

※追記
Gシリーズの後に発売されたT16/S16に関しても同様に設定が可能ですが、FWのバージョンによって設定画面が異なる場合があります。

Mシリーズに関しては2024年2月現在のバージョンでは右上に追加のLSRSがありPinを共有しているためオフにした場合、もう片方のLSRSもオフになります。

また、2024年2月時点で最新のFWv0.7.7の場合、「Extra Button Configuration」の項目が「Configuration」→「Pin Mapping」に統合されていますのでそちらから設定可能です。

たまに設定後セーブ出来ないという方がいらっしゃいますが、ブラウザや拡張機能によってそのような症状が出るようなので、別のブラウザを試す、または別記事の初期化手順を参考にFWアップデートをお試しください。


最近Haute pad の国内人気も高まっておりますが、入手したものの「説明書が中国語や英語で使い方が分からない!」や「ボタン設定を変えられない!」とのお声をX等で見かけますので記事を作成することにしました。



Haute pad plus G16の設定が煩雑な理由

ボタン数が多くカスタマイズ性が高い故の初期設定とCPTルール

SF6のおかげで多ボタンレバーレスが非常に人気ですがこちらは名前の通り16個もボタンがあり、右上にも小さいボタンが4個あるため合計20個もボタンがあります。

そのため設定可能なボタンを全て設定してもボタンが余り、初期設定では重複しているボタンが2つあります。

こちらの重複しているボタンに自由にボタンを設定したりボタンを割り当てないことも出来る為カスタマイズ性が高いのですが、そのまま使用した場合CPTルールに違反したレバーレスになってしまいますのでスト6で使用する際は使わないボタンは割り当てなしにすることをおすすめします。

大会のルールですので普段使いには問題ないかもしれませんが、暴発の観点からも使わないならOFFにしておくのが無難です。

4.1. 攻撃行動
攻撃行動として使用できる入力系統は最大11個までとする。ただし同じ攻撃行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。例えば、弱パンチボタンを2つ以上設置することは認められない。攻撃行動の入力系統が11個を超えるコントローラーを使用する場合は事前に不要な入力系統を攻撃行動として使用できないようにする措置を行わなければならない。なお、ゲーム中の『コントローラー設定』で攻撃行動の入力として使用できない入力系統(DualSenseのPSボタン、ミュートボタンなど)については上記対象とならない。

4.2.1. 移動行動として使用できるデジタル入力系統は最大4個までとする。これは上下左右方向への割り当てを意図するものである。設置数の範囲内であっても、同じ移動行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。例えば、上方向の入力ボタンを2つ以上設置することはできない。

Capcom Pro Tour 公式esportsサイトより引用

機種によって設定方法が異なる

2023年11月現在Haute pad plus G16は2種類存在します。

間違い探しみたいになってしまいましたが赤丸の部分が主な違いになります。

右上は印字の差なので見た目のみなのですが左の赤丸は左上のボタン(初期設定では2つ目の↑)をON/OFF出来るトグルスイッチです。

新しい型は誤ってON/OFFを切り替えてしまわないようにトグルスイッチが無くなっています。

実際ユーザーからも「このボタン何だ?」という声が多かったようです。

ちなみに旧型でも↑ボタンはトグルスイッチで設定が出来ますがもう一つの重複ボタンをOFFにするにはWEBコンフィグからの設定が必要になります。


実際の追加ボタンの設定方法


変更にはアドオン設定が必要になります

STARTを押しながらUSBケーブルでPCと接続

Webブラウザで http://192.168.7.1/ にアクセス

上記のような画面になるので「Configuration」→「Add-Ons Configuration」を順に選択

コントローラー左上の↑ボタンをオフにしたい場合

下の画像の「Dual Directional Input」内の「Enable」を選択 ※設定後要セーブ

追加のボタンの設定

「Extra Button Configuration」内で

の「Extra Button Pin」で変更したいボタンを選択する ※コントローラー左下の場合26、左上の場合27

の「Extra Button」で割り当てたいボタンを選択する※設定後要セーブ

何も割り当てたくない、オフにしたい場合はの「Enable」を選択する ※設定後要セーブ

以上になります。
この記事が参考になりましたら幸いです。

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