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秘境の地を満喫|大歩危小歩危・祖谷渓

ラフティングの世界的な聖地といえば、徳島の吉野川にある大歩危小歩危。
世界大会も開かれているそう。

香川から高知までを特急列車で走り抜けるとき、途中にエメラルドグリーンの吉野川が見えてくる。夏でも冬でもなぜこの色なのか?というと、それは周辺の木々の翠が水に反映しているから。

山の峠とも言える、この徳島県の渓谷で自然を楽しみながらラフティングを体験した。

呑気に足を外側に放り出して乗船

基本的にラフティングは安全だ。ヘルメットを被り、救命器具を身につけてガイドの指示の通りに遊ぶ。

安全だからちょとしたスリリングな遊びができる。

岩からジャンプ。激流に飛び込む遊びも。

激流に飛び込む写真は、結構過激に写り、それを後で人に見せたら本気で心配されたけど、死ぬようなことにはならないのだ。

乗っている方は視覚的にビルが倒れてきているようで怖い。

ところどころ、こうやって遊ばせてくれる「Kenmiラフティング」さんはかなりおすすめ。

観光客としてただ、水遊びをしていた程度だが、ガイドさんは、激流のところで止まってカメラのシャッターを切ったり、様々なテクニックを駆使してわたしたちを楽しませてくれた。世界大会ともなったら、きっとさらにすごいテクニックがあるのだろう。
おかげで、体いっぱい遊び、自然と体感を満喫できた。感謝。

ランチは、吉野川の景色を見ながら、ジビエバーガーのお店へ。

「cafe&ジビエ」タコス丼

バーガーメニューが豊富だったのに、今回は食べずじまい。次回は、イノシカバーガーを食べたい!


楠木正成の家臣である伊藤兵部が祖谷に隠棲し、後にこの地で徳善に改名したと言われている徳善家を見せていただいた。

なんとこの地に住んで29代目の当主が今も住んでいらっしゃった。

この屋敷からほど近い神社の一角で、三好市の観光ですすめる「はにかむ体験」が受けられた。どれも地元の方との交流をしながらの手作りの体験会であり、和やかなひとときを過ごせた。

ミニ盆栽作りとかずら編みを習う体験もできる

バスで40分ほどいけば、観光名所のかずら橋にもいける。ここは安全だとわかっていても、怖くて足が震えて何度も腰が抜けそうになりながら進んだ。
わたしは水よりも高所が苦手なのを再確認。

夜のライトアップしたかずら橋

アウトドアを楽しめる雄大な自然ながら、陽気さだけではなく、一種独特の雰囲気が祖谷渓にはある。どこか妖気を帯びていて、なんとも形容し難い体感があった。これこそが、手付かずの自然を残した秘境の証なのかなと思いつつ明るい場所へと帰路へ着いた。


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