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副業や複業ができる人とできない人

資格や技術をたくさんもっていて、ゆくゆくは独立したいなと思いながら、なかなか収入に結びつかない人は、たくさんいる。

わたしも40過ぎてから仕事を変えたときは、どこから新しい仕事を得ていけばいいかわからなかった。その道の成功している人の「はじめの一歩」を聞いて実践した。

まずはGIVE

仕事をくれ、とか、売るために自分の商品説明をするのは最悪だというのは、多くの人が知っていることだろう。
そして、まずはGIVEと、無償で相手の役に立つことをしている人も多いと思う。

けれど、このGIVEが「あげますからお返しくださいね」だとほとんどうまくいかない。押し売りレベルに舞い戻りだ。

想像してみてほしい。
差し上げますよと言われて手に取ったら、何をお返しにいただけますか?とギラギラされて目の前に立たれていたら怖いに決まっている。

相手になにかを提供して、役に立つことができ、喜んでもらえているレベルまでいっても、すぐに何かをもらおうとしてはいけない。
さらに何かお役に立てることはないか考えて、自分のサービスとお相手のニーズがマッチしていなければ、当然それでその場は終わりだ。

あとは「なにかあったらご紹介くださいね」
と一言伝えておけばいい。
すると、自分のサービスや商品に関連しような集まりに必ず呼んでいただける。
なぜなら、今はみんなオンラインコミュニティや、なんらかの集まりに人を集めたいからだ。

「ビジネス交流会に参加しても、逆に保険の営業の人やMLMの営業をされるばっかりで、まったく仕事を得られません」という話もよく聞く。

交流会やビジネスの集まりには、紹介者ありきで行った方が、数倍その先の仕事に結びつきやすいのは確かだ。

だから、まずは紹介されるようになるまでは、むやみにGIVEをするのだ。

実績があればクラウドサービス

SNSにフォロワーがたくさんいて、実績がたくさんある人は、クラウド上のプラットフォームに登録するだけで、たくさん仕事が得られるかもしれない。
たくさんの競争の中から人の目に留まり、選ばれるわけだから、実力がある人こそネットで仕事が得られる。

仕事は選ぶ時代

仕事の内容も働き方も多様化してきて、自分に合った働き方が選べるようになった。
加えて、仕事でお付き合いする、人も選べる時代になった。
とくにフリーランスなら、嫌なら、はいさようなら、である。

お互いに、相性が良いビジネスパートナーがみつかると、奇譚ない話もできて、新しいアイデアも出てくるというもの。

終身雇用なら、どうしてもこういう人とは噛み合わないなとか、こういう人に迎合したくないなということは出てきても我慢するしかなかったが、今はストレスフリーである。

いい時代になったと思う。
そもそも私は終身雇用では働けなかった人間なので、ちょうどよかった。

いま複数の会社からお仕事をいただいたり、プロジェクトに参加させていただいているが、10歳年上から20歳年下まで皆さんの背景や、仕事の取り組み方をみるにつけ、尊敬の念が湧いてくる。

逆に興醒めなのは、自分の力を誇示しようと仕事に取り組んでいる人を見たときだろうか。
優秀さをリスペクトするときは、たいていその精神性や信念、努力や行動力をみたときであり、その成果や規模だけではないのだなと改めて感じた。

自分自身もそのように人から見られるのだと自戒して、引き続きやっていこう。





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