日記文書(つれづれなるままに) 桜-6

とある新聞に染織家の方のお話が載っていた。
ある人に桜の小枝をもらって、煮詰めて
染めたところ、とても鮮やかな桜色に染まったそうだ。で、その方の友人が、桜の花びらを集めて煮出して染めても、灰色がかった薄緑にしかならなかったそうだ。樹木の持つ春の色に感動した。という事が載っていた。炎暑の夏、霜降る秋、厳寒の冬を乗り越えて、春を迎えて花開く。樹木は頑張っている。人の人生も同様に辛い事や上手くいかない時もあるが、乗り越えようと思った。


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