あの試合を終えて。

試合を終えて5日ほど経つ。
それでもあの試合の緊張感、ワクワク感、雰囲気、忘れられない。
だからこそ喪失感が大きい。
関東の昇格戦を戦いたかったし、戦うつもりだった。
13節終えて、8勝5分け。負けてない。
関与できた試合は少ないかもしれないけど、チームとしてこの結果はすごい。試合を重ねるごとに強くなっていってると感じたし、このチームで関東に上がりたいと次第に思うようになっていた。
その景色を見たかった。
人生でこんなチャンスはこの先あるのだろうか。
この生活をしながらあの雰囲気を感じてしまったら、もっとサッカーがしたくなってしまう。だからサッカーはやめられない。

Jリーガーとしてやっている同期からしたら趣味程度と思われているかもしれないけど、自分はこの環境で必死にボールを追いかけている。彼らには追いつけないけど、彼らがサッカーをしている以上、自分もサッカーをやめたくない。もしかしたら「いつか」また同じピッチでサッカーが出来るのではないかと。そう思っているのかもしれない。今回で分かった。サッカーを続けていればテレビで見ていた選手と同じピッチで戦うこともできるし、勝つことも出来るかもしれないということを。同じピッチにいれば年齢だって経歴だって関係ない。

この歳になってもまだまだサッカーがうまくなりたいし、ボールを追いかけ続けたい。そう思わせてくれる1試合だった。

周りに活かされないと活きない選手だから扱いは難しいかもしれない。その中でも長所を失わないように。短所から逃げずに向き合うように。試合に出れるように、サッカーがまだまだ楽しく、高いレベルで続けられるよう努めたい。

まだまだ走り続けます。彼らとまたサッカーを出来る日まで。

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