歌を教えてる令和男子との最近のやりとり👇

👦🏻「NITROさんが憧れてる人とかっているんですか？」

🗣「社会活動のスタンスを参考にしてるのはアンディ・ウォーホルかな」

👦🏻「あっ、アンディ・ウォーホル！？」

🗣「令和ピーポーなら、POPアートのシェーン・ボーデン(Supreme×Louis Vuittonのアートで有名)のほうがしっくりくるかしら。 そのボーデンが影響を受けた人物やで」

👦🏻「へぇ！ またなんでアンディ・ウォーホルなんですか？」

🗣「俺は〝日本リベラルアーツ(一般教養)の破壊的イノベーション〟をミッションとして次世代エンタメTORABARDを創ったんやけど」

👦🏻「にっ、日本ヒメギャルガールのはかいてきイノベーションっ⁉︎ なんか難しそうですね!!」

🗣「誰が姫ギャルやねんっ(笑)
ほんでそのミッションを達成するために実行した数々の調査の結果、俺が顕在化した課題点が、〝社会が子供を育てるシステムのアップデート〟〝アーティスト活動支援システムのアップデート〟の2点や」

👦🏻「ほぉ....... それは具体的にどういうことですか？」

🗣「これからの少子高齢化社会により子供は勿論のこと、〝ワーキングマザー〟がとても貴重な存在となる。 なので働くニッポンのおかあさん達を人的にフォローする新たなシステムが必要になる。
それを見据えて俺がいま創ってるのが、
「学童保育 × 定時制高校」のようなノリで、生まれた場所や年齢、職業関係なく各々が有する資源(ヒト、モノ、スキル、情報)をカジュアルに共有して問題を解決できる共助コミュニティ。昭和時代は醤油が足りひんかったらお隣さんにかりるのが当たり前やった。そんなノリの場所にしたい」

👦🏻「なんか温かそうなコミュニティになりそうですね。 僕は母子家庭なので父親ロスでそんな場所があったら嬉しいかもです」

🗣「2点目の課題点に関しては〝アーティスト×起業家〟のスパークが重要なファクターになると考えていて、今は〝アーティストと起業家のマッチングシステム〟のインフラ整備をコツコツやってる」

👦🏻「まっ、まっちんぐしすてむぅ！？」

🗣「そう。そもそもアーティストとビジネスマンというのは水と油のような人種であり、物事を利害や損得勘定、コスパの理性ベースで判断するビジネスマンに対し、アーティストは自分自身の大義に沿った感性ベースで判断する人種。
行動経済学によると、〝統計と感情は共存できない〟といわれてる。
なので、経済合理性を優先的に考えないと仕事にならないビジネスマンが、アーティストのような感性ベースの思想を持てというのは無茶という話で、その逆（アーティストが経済合理性を優先的に考えて作品制作すること）も然り。
合理性を欠くからこそアーティストであり、エキセントリックで突き抜けた発想が生まれる。
常日頃ビジネスマンはアートシンキングを、アーティストはビジネスシンキングを犠牲にしなければ成り立たない脳の使い方をしているということ。
お金勘定は得意やけど感性の鈍い起業家とお金勘定は不得意やけど優れた感性を持つのがアーティストということやな」

👦🏻「なるほど！」

🗣「芸術家はお金儲けとは基本的に無縁やねん。お金儲けが上手いなら、それは芸術家ではなく、単なる〝上手い絵描き〟〝上手い工芸家〟か、特殊な芸術家でしかない。芸術家にとって理想的な環境は、ゴッホが経済面の一切を弟のテオの援助に頼っていたように、不動のパトロンがいること。
ゴッホの絵そのものは、ゴッホの生存中、１枚も売れなかった（予約なら１枚あったらしい）けど、彼は年間百数十枚の油彩画を精力的に描き、しかもことごとく傑作やった。ピカソはお金持ちやったけど、これも作品の一切を購入してくれるパトロンがいたおかげ。

なので〝安定的な経済力があってこそ創造力が発揮される〟というメカニズムはテッパン。

芸術家にお金儲けが出来ないのは、ある共通の性質があるからで、それは、世間から逃げることが仕事のようなものやから。早い話が社会不適合者でないと芸術家ではないということ」

👦🏻「確かに経済的に不安定だったらアートを制作する心の余裕がないですもんね！」

🗣「なのでまずはデザインシンキングとアートシンキングのマインドスキル教育が日本にはもっと必要やと俺は考えた。
右脳と左脳という偏った概念は数年前から崩壊してるし、何の科学的根拠もないことが証明されていて、理性と感性を行ったり来たりしてその両方を備えたハイブリッド思考がデザインシンキング。
そして、物事の利害を一切抜き、多重多層、多角的に捉え、非中心的で非直線的な発想手法がアートシンキング。
テクノロジーやエコシステムを創るのも大事やけど、それらを創り出す人間の心を育む、デザインシンキング、アートシンキング、リベラルアーツ（一般教養）等の根本的なマインドスキル教育が重要やと考えている。
なのでデザインやアートを詰め込んだリベラルアーツを育めるようなエンタメコンテンツを創り、コミュニティとしてのブランディング行うことがまずTORABARDプロジェクトのフェーズ１やった」

👦🏻「ふぇっ、ふぇーずわんっ！？」

🗣「そう。そしてフェーズ２、３、４の段階で問題解決方法の実行継続手段であるビジネス、サービスをスタートし、徐々にエコシステムやプラットフォームに完成させていく。

世の中に潜在する問題提起をアーティストが行い、それを起業家がビジネスとして解決するシステム。

問題解決に優れた能力を発揮する起業家と問題提起に優れた能力を発揮するアーティストの特性を活かしたプラットフォームをいま創ってる。

芸術やエンタメというのは、人の心を豊かにすることだけでなく、経済面にも大きく寄与する。

経済合理的にいえば、社会に直接的に影響を及ぼすのは起業家やけど、間接的に影響を及ぼすのはアーティストやエンターテイナーということ。

なので、質の良いパトロン（理性ベース思考の起業家）と質の良いアーティスト（感性ベース思考）とのインテグレーションが優れた経済と上質な文化の良いスパイラル（循環）を生むと俺は考えている。

お金勘定は得意やけど感性の鈍い起業家とお金勘定は不得意やけど優れた感性を持つアーティストをマッチングさせる次世代イノベーションコミュニティにすることが理想かな。

アーティストとその活動を支える起業家パトロンの存在が新たな情操教育の発展に寄与し新たな産業を生み出し、国を豊かにしたということはこれまでの歴史が証明している。

日本最大のパトロンであったブリヂストン美術館の創設者、石橋正二郎さんのような、世界を知り、次世代のことまで考えて行動したビッグコレクターを令和時代からも生み出さなければならない。

それを、これからの日本の未来を担うアーティスト卵と起業家卵のマッチングで実現する」
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👦🏻「💤... 💤... 💤...」
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🗣「おいっ、寝るな！(笑)」
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👦🏻「はっ！？ いつのまに！？ すいませんっ‼︎ なんの話でしたっけ？ アンディ・ウォーホルが卵を買ってクッキングするんでしたっけ？」
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🗣「キミ、やるやるとは聞いてたけど、なかなかやな(笑)
俺がリスペクトするアンディ・ウォーホルは、商業的なデザインやイラストなどの仕事も有能にこなし、商品パッケージのイラストやデザインで成功した。
だから、世間の中と外を自由に行き来できたウォーホルは、何とも器用な人間やった。
ピカソやダリは世間から外れたままでたまたま経済的に恵まれた。
お金儲けというのは、世間との関わりの中でしか出来るものではない。芸術家は、世間との関わりを嫌うし、世間から脱却しないと芸術にならない。
俺は、アーティストと起業家をつなぐウォーホルのような人物を目指している。

水と油をつなぐのだから、もちろん容易いことではないし課題もたくさんあるけど、

〝ヒトのキモチを汲み取ってそれをカタチにすること = 潜在ニーズの可視化からのソリューションデザイン〟という積み重ねてきたスキルと知恵と創造力を使ってこれからも問題解決に取り組んでいきたいと思う」
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👦🏻「あの...... 大変熱いお話をされているときにちょっとアレなんですけど......」

🗣「ん？ どうした？」

👦🏻「ズボンのチャック空いてますよ」
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👤「あっ...... ほんまや......」
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