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日々のこと 「着物をリメイクしたはなし」

かわいい着物をみつけた

「柄がかわいいな、このまま捨てるのもったいなくない?」
母の手伝いで実家の片づけをしているときにみつけた着物、全部で数十着数ありました。母曰く、伯母と祖母の所有していた着物とのことでしたが、数十年着ていなかった着物。私は着物を着た経験なんでほぼなし。
ですが、伯母や祖母が大切にしていた着物ですし、柄もかわいいし、なんとかしたい!と思ったのでした。

リメイクする

「このまま着れないなら、リメイクして着たらよいのでは?!」
母と交渉し、5着分の着物をもらいました。
リメイクすることを決心したものの、何をしてよいかわからず、とりあえず洗濯することにしました。クリーニングに出すのはお金がかなりかかりそうだったので、洗濯機で洗濯し干したのですが、防虫剤の臭いがきつい。
乾くと少し臭いはとれましたが、心折れそうになりました。

その後は着物の糸を切り、ほどく作業をしました。この作業は1枚の反物で着物ができていることやどのような作りになっているか知ることができて勉強になりました。そして、再度洗濯。濡らすとまた防虫剤の臭いが…。
乾いた時点でアイロンがけも実施しました。

やっと縫う作業に入ります。ここまでで5着あったので結構時間かかりました。上手にできなくても、家で着るものなら問題ないだろうと考え、パジャマにリメイクすることにしました。
ミシンで服を作った経験がなかったので、本をみながらの型紙作り、着物に型紙を写す作業、ミシンで長い距離を縫う作業、すべてが初めてだらけでどの作業も悪戦苦闘です。これで本当に着られるものができるのか?不安もありました。

できた!

1着作るのに半日から1日程度をかけて上下のパジャマ、ワンピース型のパジャマが完成しました。
出来上がったときは、着られるものになってよかったという安心感とリメイクできてよかったという達成感でいっぱいになりました。
ちなみに防虫剤の臭いは洗濯をしていくうちになくなったのでほっとしています。

リメイクワンピースのポスト、写真はワンピースの画像です。

最後に

私には服を作ることすらしたことないのに、着物のリメイクなんでできないのでは?と不安になったこともありましたが、やってみると完成させることができました。やりたいことは挑戦してみることが大事なのかもしれませんね。


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