音楽 #1

ここ最近更新などなど出来ず申し訳ありませんでした。

僕が音楽を作るようになって二年近くになります。二年の間に確かに「音楽」というものを形成することは出来ておりますが果たしてそれは自分にとって個性・自分を表現する一つの手段となれているのか、それが非常に難しく今の自分にはまだ出来ていないと考えています。そこで一つEPを作り今はまだ聞いてもらっている段階ではあるのですが必ずどこかで発表したいと考えています。そこで音だけでなく文字でも自分を表現することを見直したいと思いました。

01、僕の音楽を聴いてくださる方はお分かりだとは思いますが僕の音楽はすべてパソコンとシンセサイザーで構成されています。一つ注意してほしいのはそれはあくまで僕のToramaruなど一人で音楽を作る際のスタンスであり実はバンドを組んでいた時はギターを弾いていました。いずれにせよ、一人で作る際すべてコンピューターで制作しています。いつ頃か覚えてはいないのですがいわゆる電子音楽、電子楽器に興味を持ったのはかなり昔の話です。今18歳なのですが興味だけであれば小学生の低学年頃からコンピューター音楽に目が行っていました。僕の両親は洋楽のロック、ポップスばかりを聴く人たちでした。もちろん今でもそうであり、僕もそれなりに聞いています。ただ、小学生の頃、車の中であるものを聴きました。それは母が大の映画ピンポン好きでその中で五曲も曲を使われたバンド「スーパーカー」の四枚目のアルバム「HIGHVISION」。これを偶然レンタル落ちから購入し愛聴していたのです。当時の僕からすれば「日本人の曲で何だかピコピコ、ゲームの様な音がする。」そこが電子音楽を気に入った瞬間でした。しかし、その頃はただ聞くだけで満足でありナカコーさんの名前なんかを知ったのはもっと後の高校生頃でした。純粋に聞くだけで満足だったのです。その内、両親、特に父が気に入ったのがサカナクションでした。kikUUiki。およそ五年前でしょうか。偶然、ライブをテレビで見たのがきっかけだったらしくすぐにkikUUikiとシンシロのアルバムを購入して車で流していたのを思い出します。僕は中学生になるかならないか・・・だったと思います。ですが、やはりここでも聞くだけ十分でした。その頃僕は放送委員でお昼の休みにはひたすらサカナクションを流していました。今でこそサカナクションといえば紅白アーティストであり有名なバンドであると思いますが当時は「さかなクン?」と友人に言われたのを覚えています。すると、今度はインターネットの世界を与えられました。実は家は特に裕福ではありませんが親がコンピューター好きで己で作ったり人からジャンク品を受け取り改造などして家には山ほどパソコンがありました。内一台(ネットにはつながらない)ものを貰い受け幼稚園児の頃からパソコンは触っていました。ここでインターネットの世界をもらい色々検索しました。もちろん、言わずとも僕はサカナクションを検索しました。その頃からサカナクションは自身の音楽の在り方、作り方、様々なこと発信しておりその影響を漏れなく受けてしまいました。「サカナクションはコンピューターで音楽を作っている!」この時知ったこの事実は大きかったです。

コンピューターで音楽を作ると言ってもさっぱりでした。当時中学3年で軽くそんなことを言っている暇もありませんでした。ただ、確実に何かしようと考えておりSynth1というソフトシンセ(無料)のものを手にしたのですがいかんせん使い方も知ろうとせずいたずらに音を鳴らして気に入ったものをパソコン内蔵の録音ソフトで一個ずつとり、適当に編集ソフトに取り込みといった具合で要はさっぱりうまくいかなかったわけです。挫折し、そのまま放り投げました。しばらくし、高校生にあがり2年生になった頃、その頃も結局サカナクションを始めフジファブリック、ナンバーガール、初期スーパーカー、などなど色々なロックバンドを聴くだけでした。2年生の高校の文化祭で行われる有志バンド、僕は見に行っていませんでした。ただ、防音の空間など無く爆音が自分の耳に入っていました。その時に好きだった人が「バンドとか出来たらいいのにね~」なんて話していて、くだらない話バンドをやろうとそこで思いました。ですが、僕という人間は自己表現の激しい人間でありそのためならば相当に苦労も金も時間もかける人間だと思っています。故にそう単純にバンドをするなどと考えずより「テクノ・シンセサイザー」を利用することを考えました。そこでドラムを除くギター、ボーカル、ベースをすぐに見つけ将来的にはオリジナルの音楽を作ると言う旨も話、度胸試しなどど言い文化祭の有志バンド出演も決めてしまいました。また、その頃にDAWと出会い様々な音を鳴らす内に曲が適当に出来てしまいました。しかし、それは中学生の頃のものとは大違い、自分で音楽だ!と思わず納得してしまいました。すると、ポンポンと色々な曲が完成し少しネットに投稿してみようと考えToramaruという名前で数曲アップロードしました。反応は特に無かったんですけどねw。

#01終わり


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