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世代も性別も国も超えて! 笑って泣いた「男はつらいよ 夏祭り」イベントレポート

暑い暑い晴天の8月4日に、noteとのコラボイベント「 #男はつらいよ 夏祭り」を開催しました! ここでは、その模様をレポートいたします!!


夏休みの日曜日とあって、会場には老若男女沢山の参加者の姿が! 映画『男はつらいよ』が年齢・性別、そして国籍問わず(参加者には台湾人の方も!)、多様な方に愛されていることを実感しました。お集まりいただいたみなさま、ありがとうございます。

※寅さんに扮した可愛い”ミニ寅次郎”なお客様も! 

この日のメインイベントは、『男はつらいよ』第1作の4Kデジタル修復版ブルーレイをみんなで観て盛り上がろう! という企画。

上映の前に、場を温めるべく、映画サイト「MovieWalker」編集部 三浦卓紀さんと松竹 メディア事業部 北山晶穂さんにご登場いただき、見どころをファンの目線からレクチャーしていただきました。

三浦さんは『男はつらいよ』の好きが高じて、現在では柴又近くに住んでいるということ。北山さんはコンテンツ版権室所属で、『男はつらいよ』の担当になり、全シリーズ3回はくまなく観たとのこと。お二人とも、若者ファンの目線も合わせてお話しくださいました。

会場のみなさんに、三浦さんが「スクリーンで観るのは今回が初めての方は?」と聞くと、半数以上の方が挙手。

「笑ったり、野次を飛ばしたり、掛け声をかけたり、自由なスタイルで映画を観ましょう!」と、三浦さんからみなさんに提案が!  参加しやすい空気をつくるために、まずは『男はつらいよ』のタイトルバックが映し出される瞬間に拍手をしましょう、と最初の拍手ポイントが決まりました。

場も和やかになってきたところで、上映中によりくつろいで鑑賞を楽しんでいただけるように、お酒やソフトドリンクなどの飲み物とお団子が配られました。お団子は、柴又にある高木屋さんの草団子。

「『男をつらいよ』を観ながらだと、お団子も立派なつまみになる」という参加者の方からの嬉しいお声もいただきました。

そして、いよいよ上映開始!

寅さんの語りの後、「テテテー テテテテテーン♪」というお馴染みのBGMが流れると、カラフルなタイトルバックがスクリーンに映し出されました。会場内は、拍手喝采! 「よっ寅さん!」「待ってました!」などの掛け声も飛び出しました!! 

みんなで『男はつらいよ』を楽しんでいるんだと、噛み締めた瞬間です。

その後も、事前にタイミングを合わせた訳ではないのに、さくらがスクリーンに初めて登場した時には、自然と拍手が湧き起こるという一幕も。

さくらさんと博の結婚式では、博の父親のスピーチに感銘し、寅さんと一緒に涙する方も。まるで、式に参加した一員のような気持ちで、観客みんなで二人の門出を祝福したのでした。

みんなで『男はつらいよ』を観ながら、大笑いしたり泣いたりと、『男はつらいよ』に流れる温かい空間が、そのまま会場につながっているようでした。

今回のイベントは、4Kデジタル修復をしたブルーレイでご覧いただきました。フィルム1コマ1コマを4Kデジタルスキャニングして、最新技術で修復したというもの。修復にかかった時間は、1作品あたり200時間~500時間。山田洋次監督総合監修のもと、撮影当時を知るスタッフが立ち合い、修復作業を行ったとだけあって、色も鮮やかで、音がとってもクリア!

参加者の堀内洋平さんは、あるシーンの台詞がクリアに聞こえたのに驚いたそうです!


※4Kデジタル修復版ブルーレイとHDリマスター版のDVDが比較できるコーナーも。

『男はつらいよ』は、第1作が公開されてから、今年で50周年になります。それを記念して、第1作から第49作までシリーズ全49作が、4Kデジタル修復されました。映像や音声を、あくまで当時のスタッフの狙いを再現し、現代のお客様に何より、『男はつらいよ』の世界にスっと入り込んでもらいたい。そんな狙いで修復作業が行われたといいます。

そのおかげで、公開から50年たった今も、『男はつらいよ』を堪能することができるのだなと、改めて感じました。

上映後のトーク&懇親会では、プレゼントコーナーを行いました!

そこで、じゃんけんで勝ち抜いた方に、上映会の感想や寅さんへの思いを伺うことができました。

「自宅で観ていた時は泣くことはなかったのだけれど、こうしてみんなで観ることで、没入し大泣きしてしまった」という方や、「自分が好きな『男はつらいよ』を一緒に楽しめる友人が周りにいなかったけど、このイベントで初めて共有できた」という21歳の方なども。様々な人にとって新たな発見があったイベントとなったのではないでしょうか。

みなさんの「推し作品」もお伺いしたところ、選ばれた作品がすべて違いまいました! それぞれの人生に寄り添った寅さんの姿があるのも、このシリーズの面白いところですね。

みんなで「うんうん、わかるー」と感じ入り、会場は温かい雰囲気で充満。もっともっとみなさんのお話を聞いてみたい! と思ったのは一人だけじゃないはず!! ……というところで、イベント終了のお時間が…。

50周年を記念して 4Kデジタル修復版ブルーレイ全巻ボックスが入った復刻 “寅んく”も発売。中にはてんこ盛りの特典が!

最後は「はい、バター!」で記念撮影。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!


【早速、参加者の方の感想も続々とnoteに上がっています!】

いろんな思いや考察があり、読み応えのある記事ばかり。

今後も、マガジンにまとめていきますので、ぜひそちらもご覧ください!

寅さんを通じて、コミュニケーションの輪が広がる、そんな素敵な1日になりました。

#男はつらいよ で引き続き、投稿・感想をお待ちしております!

今回、来場されなかった方も、『男はつらいよ』への思い、初めて観たときの感想や、一番好きな作品= #推し寅 など、あなたと寅さんの物語を、是非note #男はつらいよ でお聞かせください!!

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