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一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money

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はじめに
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こんにちは。伊藤 航です。
いつも本の紹介をご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日はお金の専門家である、本田 健さんの『 happy money 』をご紹介いたします。本書は構想に20年、執筆に3年を要した本田 健さんのこれまでの著作をすべて惜しみなく詰め込んだ内容となっている超大作です。

アメリカの大手出版社「サイモン&シュスター社」からの出版が決まり、
世界25カ国にて発売されることになりました。スケールが違いますね。

本田 健さんは著書累計がまもなく800万部を超える大物ベストセラー作家として日本だけにとどまらず、世界的に有名な正真正銘のお金持ちです。

そんな著者が贈る「お金の授業」は本質を突いていて、非常にわかりやすく、すぐにでも実践できる内容となっています。何かものを買うとき、またはものを売るとき、「お金とは何か?」を理解しているとアプローチの仕方が変わってくると思います。

今回の本の紹介からは「幸せな人生に必要なたった1つのこと」を学ぶことができます。早速その内容をみてきましょう。

お金は、流れている「エネルギー」

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 多くの人は、お金というものを狭くとらえています。お金といえば、たまに使う紙幣や硬貨のことだと単純に考えがちです。ところが、私たちはだいぶ前からクレジットカードを使って買い物をし、今ではスマートフォンを使って決済しています。もはや、何かを買うのに現金はいらないのです。

でも、よく考えると、クレジットカードはお金ではないし、スマホもお金ではありません。とはいっても、お金は、クレジットカード、スマホ経由で、自分の口座からどこかに流れているように見えます。

お金とは、いったい何でしょうか?
お金はどこからやって来るのでしょうか?
お金の価値はどこで生まれるのでしょうか?

お金は至るところに――特に人々の間に――流れている「エネルギー」だと考えてください。今は、お金を使うといっても、実際に現金を相手に手渡すわけではなく、比喩的な意味で持ち主が変わるだけです。あなたは、何か買うとき、その対価としてお金を払います。でも、いったい誰に、どのように、お金を払っているのでしょう?

 もちろん、それを売ってくれた人か会社にです。でも、相手が見えるかどうかは問題ではありません。オンラインで買っても、対面販売で買っても、お金は交換手段――言ってみれば、流れ(current)なのです。

だから、「通貨(currency)」と呼ぶわけです。

お金がエネルギーであり、絶えず流れているのなら、今、家庭、地域、社会集団において、私たちのまわりを流れているということです。お金はどこにでもあり、見えなくても存在しているのです。お金を流れているエネルギーととらえれば、確実にものの見方が変わります。

都会では、大量のお金がすごい勢いで流れています。住民はガソリンスタンドで給油したり、野球の試合や映画を観に行ったり、外食を楽しんだりしますが、すべてにお金が必要で、何百万人もの都会人が品物やサービスと引き換えにお金を払っています。

一方、田舎では、それと同じようなエネルギーは感じられません。なぜなのでしょう? それは、人々とお金を使える施設との間に広大な空間があり、エネルギーが拡散して弱まるからです。都会に暮らす人が、田舎は退屈で、何かが「違う」ように感じるのは、思い過ごしではありません。

また、お金持ちと付き合って感じる違和感は、彼らが速い流れの中で、パワフルな人たちとものすごい速いスピードで活動しているからなのです。

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「Happy Money」の流れを手に入れるコツ

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 では、「Happy Money」、つまり、「高エネルギーで流れるお金」をどうやって手に入れるのでしょうか?それから、「Unhappy Money」、つまり、「低エネルギーで流れるお金」からどうやって逃れればいいのでしょうか?

その方法をお教えしましょう。今はとても無理なように思えて、少し戸惑うかもしれませんが、少しだけ我慢して私の話に耳を傾けて、お金を流れ――現金や数字ではなく、エネルギーと見なしてください。そうすれば、なじみやすいコンセプトになるでしょう。これからお話しすることにちょっと驚かれるかもしれませんが、こう考えるのは私だけではなく、同じように考える専門家や先人たちがたくさんいます。

「あなたには、自分のお金に注入するエネルギーに責任がある」

あなたがそう望めば、自分のお金(量)と流れ(スピード)に、エネルギーを注入できます。プラスのエネルギーをチャージする、つまり、お金にかかわるエネルギーのレベルを上げれば、お金の流れがよくなります。

それでは、どうすれば、積極的にお金にエネルギーを注入して、自分発でHappy Money をつくり出せるのでしょう?

それは、「心から感謝する」ことです。そう、たったそれだけなのです。

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「Happy Money」の流れの中にいる状態とは?

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 感謝の気持ちを示すだけで、Happy Money の流れに勢いをつけることができます。仕事がうまくいって報酬をもらったら、心からお礼を言って受け取りましょう。そうすれば、お金がさらに速く流れているように感じられます。上司、同僚、従業員、クライアントから感謝された場合も、そこには、エネルギーが勢いよく流れているように感じることでしょう。あなたの仕事が高く評価されているとき、あなたにはすばらしい「価値がある」ということです。そして、「価値がある」とは何を意味するのでしょう?

そう、それがエネルギーです!プラスのエネルギーとはどんなものでしょうか? Happy Money です!

 自分の仕事についてクライアントやお客さんから感謝される、あるいは、専門家らしい態度でお客さんに接しただけでも感謝されるとき、あなたはポジティブにチャージされた Happy Money の流れの中にいます。

自分の仕事に喜びを感じ、同僚やクライアントとともに仕事をすることを誇りに思い、彼らと一緒に働かせてもらうことに深く感謝していると、あなたは自分の Happy Money の流れにプラスのエネルギーを注いでいます。他の人たちと一緒に働くことを何よりも光栄に思うときも、同じように Happy Money にポジティブなものを加えていっています。

お金が入ってくるときではなく、出ていくときでも、お金の流れにエネルギーをチャージすることができます。

洋服、レストランでの外食、映画などにお金を使うとき、理想どおりの製品やサービスを見つけてワクワクして「ラッキー!」と思っていると、Happy Money のポジティブな流れに勢いをつけます。サービスや製品に喜びを感じてワクワクし、感謝の気持ちを示すたびに、Happy Money を世に送り出しているからです。

友人にお金をあげたり、チャリティーを支援したり、最終的には地域社会や世界に貢献する地元のスタートアップ企業に投資したりすると、自分の人生だけでなく、他の人々の人生の Happy Money の流れもよくしていることになります。

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幸せな人生に必要なたった1つのこと

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 では、ここでちょっとした秘密を教えましょう。あなたが望んでいるものにあなたを近づけるのは、「幸運」ではありません。

それは、意図的な「感謝の気持ち」なのです。いつも自分が持っているものに対して感謝の気持ちを表明している人たちは、結局は、自分の幸せに責任を持つことになります。そういう人たちは、常に「ありがとう」と感謝する心を持っています。

そして、行動すべきときが来たら、「責任を負う(responsible)」、あるいは、「対応できる(response-able)」――私はこの言葉をこう解釈するのが好きです。――のです。

彼らには、対応能力があるということです。苦しい時期を乗り切ることができますし、好調な時期を心から楽しむこともできます。隠し事が何もないので、自分に対してもまわりの人たちに対しても、正直でいられます。根が真面目なので、仕事にも真面目に取り組みます。そういう人たちは、必ず人生におけるチャンスをつくり出します。それは、時間の問題、状況の問題なのです。チャンスは運次第ではありません。他人次第でもありません。自分が持っているものに対して感謝し、チャンスが生まれたときに、それをつかむというのは、単なる「対応能力(response-ability)」なのです。

あなたが自分への憐み(自己憐憫:じこれんびん)に浸っている、あるいは、自分が成功できるかどうかは自分の責任ではなく、運や誰かがあなたを「見いだしてくれる」かどうかで決まると思い込んでいるとしたら、あなたは不幸になるでしょう。

私たちが将来どんな感情の持ち主になるかは、私たちが利用できる豊かな財産を受け継ぐ気があるか、待ち受ける難題に責任を持って対応する気があるかどうかで決まります。もし私たちにそうする気があるなら、私たちの世界にポジティブなエネルギーがみなぎり、私たちのお金にもポジティブなエネルギーがみなぎることになるでしょう。

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おわりに
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今回ご紹介した本書の要点をまとめると以下のようになります。

❶「お金」とは、人々の間に流れている「エネルギー」である
❷「Happy Money」とは、「高エネルギーで流れるお金」のこと
❸  感謝の気持ちを示すたびに Happy Money を世に送り出すことができる

最後に本書のあとがきを抜粋して、筆を置きたいと思います。

 本書のテーマである「幸せとお金」についても少しお話ししましょう。
お金は、宗教、文化、年代、性別を超えて、世界中の人が、共通に欲しいと願っているものです。「お金さえあれば、人生は良くなる」と考えている人は多いでしょうが、それが事実ではないのは、本書を読んだ皆さんには理解いただけたのではないかと思います。

お金に対する混乱は、人生を楽しく幸せに生きる上で大きな障害です。お金から自由になれる人は、人口の数パーセントで、しかも60代以上です。もし、あなたが若くしてお金から自由になりたかったら、お金について学び、いろんな行動をとる必要があります。

そのためには、まず、「お金から自由になる!」と決めることです。何年かかるかわかりませんが、今決めないと、何も起きないまま時間は経っていきます。人によって違いますが、数年から10年ぐらいで、経済的自由は手に入ります。長く思えるかもしれませんが、途中ワクワクすることも多いので、実際にはあっという間に感じることでしょう。

 何事も「本気で決める」ことが大事です。ナビゲーションの目的地を設定すると、ルートが出てきます。あなたが経済的自由を手に入れると決めた途端、すべてが動き出します。今はわからなくても、あきらめなければ、あなたにも心からワクワクすることは見つかります。ぜひ、それを見つけて、とことん追いかけてください。自分を信じて、前に進んでください。あなたには、自分の人生を自由につくり出す力があるのですから。

お金から、感情的にも自由になってください。それができれば、自分にとって本当に大切なことにフォーカスできるようになるでしょう。家族とお金について話してみるのもいいと思います。きっと、思ってもみなかったような話が聞けると思います。自分の両親だけではなく、祖父母のことがより理解できると思います。そうやって、あなたの命が、先祖とつながっていることを実感できるでしょう。

これからのあなたの人生が、すてきな思い出でいっぱいになりますように !!

春の八ヶ岳にて  本田 健

 最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。



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お金について考える

私は本で世界を変えられると信じています。そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。世界を変えるために美しいデザインかつ情報に優れた記事を世に送り出そうと努力するうちに、このような『note』ができあがりました。一緒に世界を変えてみませんか?