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問題は”細分化”しないと目に見えない

分解する事の重要性


本編に入る前にお知らせです。

ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた内容を
リニューアルして転載していますので、若干扱う情報が古い時が
ありますがご容赦下さい。リアルタイム配信は現在でもFacebookの
グループ配信にて行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。


今回は
「KPIに倣う分解の必要性について」
というテーマでいきたいと思います。
#タイトルほど難しい話ではナイです
#ほぼ我が家の珍事件の話です


KPIって何だ


最近は企業でも注目され、一般的によく目にするようになった「KPI」ですが
これが何なのかを平べったく解説しますと「メーター」です。

ImagePartyによるPixabayからの画像


では一体「何のメーター」なのか。


ここでは、日常に潜む問題をもとに、まずは問題を
分解する必要性について解き明かしていってみましょう。

↓ KPIの概要についての詳細はコチラ ↓
https://ameblo.jp/torayoshi626/entry-12664723677.html...


パソコンがうるさい


さて、これは我が家で実際起きた珍事件を再現したストーリーです。
ボクの妻は「オンラインゲーマー」でして
”ゲーム内のボスを倒す”事を日々の生業としています。
#お仕事ではありません

そんな妻がある日ボクの所に妻が相談に来ました。
( ゚Д゚)< ハードディスクがウルサイからSSDに変エタイネ
( ゚Д゚)< そしたら処理速度も上がるカラ性能アガルネ
( ゚Д゚)< そしたらワタシ、ボスに勝テルネ

まてまて。
それはつまり、人間に例えると
「旦那のイビキがうるさいから改善したいです」
「そしたら睡眠改善になってアスリート並の身体になります」
っと言ってるようなものです。
ドクター”とらよし”は問診の結果、そう捉えました。
#お医者さんごっこ

Unsplashに関する研究所による写真



何を改善したいのか


今回のケースで、この患者さん(妻)の問題点は複数存在しています。

① イビキを改善したい
② アスリート並に動ける身体に改善したい

本物の人体であれば多少関連するのかもしれませんが
パソコンに関しては①と②は全く関係性がありませんので
そもそも何故この2点なのかを問いただしたところ・・・
#人体に詳しくないから関連あるかも知らんけども

どうやら人間で言うところの「健康診断」の”パソコンバージョン”を
ダウンロードしてきて実行したらしいのです。
#ベンチマークテストと言います

しかし、人間が受ける健康診断は各項目ごとに「BMI:A」
「血糖値:C」と判定してくれますが、このベンチマークテストでは
「全体評価」として100点満点中「〇〇点」
としてしか結果が得られません。

どうやら今回のケースでは、妻はその点数に満足がいかずに
本人的に色々と改善策を打ち出したようなのですが
まずここで決めねばならないのは
「最低限何が改善できればOKなのか」
「何なら我慢できて、何が我慢ならないのか」

これを決めずに「とりあえず満点を目指そうよ!」っと
いった抽象案を”目標”にしてしまうと

『最新式の新しいパソコン買っておいで』

としかならないんですね。
これはビジネスも同じ事で、いきなり「満点」を”目標”にするのであれば
既にシステムとして完成している会社を『買っておいで』となります。
これがM&Aと言われる事業売買システムです。
#お金持ちがよくやるヤツですね

何点取れれば満足できるかは本人にしか決められません。
これが本編にも登場する「KGI」の設定です。
#何点あれば及第点なのか

UnsplashのAndreTanによる写真


どこが問題なのか


さて、今回のケースで患者(嫁)は不本意ながらも「KGI」を決め
なければならない事態に陥ったワケですが本当に難しいのはココからです。
#欲求との闘いが激化する

「KGI」を達成する為にどのパーツがどのように機能
しているのかといった詳細を知る必要があるからです。
#ビジネス構築も同じですよね
#だからみんな勉強するのよね

・ファンの音がうるさい
・画面上に複数タスクを立ち上げると重い
・ゲームを起動させると動作が重い
・画面の描画がスムーズに動かない
・屋外で使用するとバッテリーの減りが早い
・ケーブルがゴチャゴチャして扱いづらい

これらは全て担うパーツの管轄が違います。
ただ、この中でも「どこを特に改善したいのか」が見えるだけでも
話は前へ進みますので牛歩かもしれませんが、妻には是非とも
頑張って調べて欲しいと願うばかりです。

あくまで調べるのは「パーツ性能」ではなく
『どの項目を最優先で直したいのか』だけですよ。

これら複数の選択肢の中から、コレだ!っと
要素を絞り込む事を「KFS」といいます。
#Key Factor for Success

妻の例でいきますと
「ゲームを起動させると動作が重い」
に該当するでしょう。
#もはやイビキの話はどこへいった

この「KFS」が決まれば、やっとこさ「KPI」が登場するわけですが・・・
#次回は本命のKPIの話になります


あ、引っ張っちゃった・・・
今回はここまで。

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