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祝サマソニ決定!新代田FEVERでFINLANDS(@Finlands12)を観た!!!!

どうも、くいしんです。いつもトーチズnoteを読んでくれている方の中には「なんでいきなりFINLANDSやねん!」と唐突な音楽(バンド)の話題に驚く人もいるかと思いますが、実はトーチズとFINLANDSには深い繋がりがあります。というのも、トーチズメンバーの大川直也はこのバンドのジャケットやMVを担当してます。ぼくも古くは、彼女たちの前身であるヴィトリオルというバンドのインタビューをさせてもらったり、CDのライナーノーツを書かせてもらったりしていて、昔から注目というか、絶賛し続けているバンドなわけです。

Fuyuko Shioiri, Solo interview

THE VITRIOL 2009_2011

先ほど、新代田FEVERというライブハウスでフィンランズのライブを観てました。数ヶ月ぶりに聴いた彼女たちのライブはサマソニ出演決定直後の勢いがあったのかなかったのか、非常に素晴らしいものでした。

ちょっと難しい話をすると、ヴォーカルの塩入冬湖のヴォーカルは、とてもキャッチーで多くの人に届くであろう期待をしたくなるほどポップでありながら、同時に、音楽をたくさん聴いている人にこそ届くであろうとても玄人好みのヴォーカルなんですよね。なんというか、何百枚もアルバムを聴いた人にこそ「あ、新しい」って思わせる力があります。細かい話をすると、それはヴィブラートだったり、シャウトだったりなんですが、とにかくMV観るか、音源を手に取って聴いて欲しいというのが、ぼくの思いです。

FINLANDS 「ゴードン」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=F1pxUVdMbSo

FINLANDS「クレーター」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=Fyh1VyBgFJY

ニューアルバムの一曲目でリード曲である“クレーター”を3曲目にやった瞬間は、「もう、“クレーター”やってしまうんかいっ!」と思いましたが、そんな心配はさておき、ラストの“東名怪”まで本当にあっという間のライブでした。駆け上がっていく勢いと、如何に自分たちがいま「いい波」の中にいるか、オーディエンスにまで伝わるようなライブなんです。それは、バンドの演奏の上手い下手ではなくて、「どういう状況か」ということに起因するもので、やろうとしてできるものではなく、今の彼女たちだからこそ鳴らせる音を鳴らしていたなあとレモンサワーを飲みながら心で泣きました。

そんなこんなで、トーチズも「いい波」に勝手にあいのりしつつ、着々とフリーペーパーの準備を進めていく次第です。

※この記事は全文無料の投げ銭コンテンツです。投げ銭はまだまだ完成していない牛乳ビルのリノベーション資金となります。

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