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5月9日のリノベーション

文:大川直也

10時に家を出て友人を迎えに行く。小学校からずっと付き合いの続くの友人が、牛乳ビルの件を面白がってくれた。手伝いに来てくれることになった。

いざペンキを塗ろうと思うと、まだまだ下準備が必要な箇所がたくさんあった。この日も何故かでこぼこしている箇所に電動サンダーをかけたり、何故か残されたままの電線のカバーを外した。友人には電気工事で取り付けた照明を取り付ける器具にマスキングをしてもらった。元々手先の器用な男なので、やたらと仕事が速い。あっという間に終わらせると僕と友人はある壁の前に立った。

僕が最初から気になっていた壁。見て見ぬ振りをしていた壁。以前入居していた事業者さんの都合で水場になっていたと思われる壁が激しく腐食している。以前のnoteで工具の回( https://note.mu/torches/n/ncdc30d0050d1 )で書いた壁。我がリノベーションの理念「困ったらぶち抜く」に則り、ぶち抜いた。

ぶち抜いた壁を補修するための資材を買いにホームセンターへ向かった。遅くなりすぎてしまった昼飯を買うついでに。牛乳ビルに戻り意気揚々と資材をはめ込もうとすると、サイズが合わない。ちゃんと計ったのに。工具の回では書かなかったけど、なんとかカッターで切ってサイズを合わせてはめ込んだ。腐りきっていた壁が綺麗になった。これでやっと、本当に、ペンキの下準備は完了。

次はいよいよペンキ塗り。友人は「次も手伝いにくるよ」と言ってくれた。牛乳ビルを面白がってくれることが嬉しかった。しかも手際のいい男が。
ペンキ塗りは、楽しいだろうなぁ。



※この記事は全文無料の投げ銭ブログです。投げ銭はまだまだ完成していない牛乳ビルのリノベーション資金となります

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