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さいしょのリノベーションその後2

文:守屋佑一

11月15日(土)その後のその2

名前というのは重要だ。それが何を示すのか一目でわかる名前もあれば、まったくわからない名前もある。どちらが良いというわけではない。

しかし、物事は名前がついた瞬間から何じゃなくなる。「トーチズ」という名をつけてはいるが、僕たちはやはりまだ「何か」でしかない。

この日のミーティングの第一目的は名を決める。ということだった。

10月の始動を決めたとき、「トーチズ」をやろうということになった。名付けたのは直也だ。しかし、「トーチズ」は実はぼくらの団体名ではなく、あくまで3人で始めるメディアの名前なのだ。

いまはまだ、形になっているのはこの「note」アカウントとしてだけなのだが、これから「トーチズ」は様々なメディアとして展開していく予定である。
この辺りの構想については後日くいしんが詳しく説明してくれるはずだ。
ではその「トーチズ」を行う団体としての僕たちの名前はどうするか。それを決める必要があった。

現状、いきなり会社を設立するつもりはないけれど、やっぱりそれっぽい名前がいいのではないかということでただ闇雲に、そして自由に。

3人でいろんな案を出しに出した。

余談だが、僕はこの「自由」という言葉が大好きだ。

いつも素晴らしいものは「自由」か規制されまくった完全な「不自由」からかのどちらかから生まれる。

僕たちは「自由」という選択肢をとって素晴らしいものを生み出すことにした。
ただ「自由」には大きな欠点もある。それは果てがないということだ。
結局この日、ぼくたちを表す名前が決まることはなかった。
たくさんの意見が出すぎて収拾がつかなくなってしまったのだ。
3人が自由に出す多様な名前。悪ノリなのか、真剣なのかわからないほど個性的な案ばかりだ。ここにそのいくつかを記そうかとも思ったが、いま見返すとそれすらうんざりするような自由さだ。
それを「名」にしてしまえば、恥ずかしさはなくなるかもしれないが未だに僕たちは「トーチズ」やそれ以外のいろんなことをおこなうチームとしての「名」を持てずにいる。

牛乳ビルを本拠地としているので、たまに仮で「牛乳企画」なんて自分たちを呼ぶこともある。もうこれでいいんじゃあないかと思うこともある。
とりあえずは「トーチズ」をしている3人ですということか。

そんな感じで11月15日。牛乳ビルさいしょのリノベーションの日は終わった。11月15日の主な成果

リノベーション

マイナス100から0の状態へ。

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