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高校の頃はファミレスにみんなで集まってるだけで底抜けに楽しかった。

くいしんのこと6-高校の頃はファミレスにみんなで集まってるだけで底抜けに楽しかった。

どうも、小田原生まれ小田原育ちのくいしん(@Quishin)です。いまは都内で、Webディレクターという仕事をしています。そんな仕事をしながら、ときおり思うことがある。それは「僕は、成長しているだろうか」ということだ。

「僕は、成長しているだろうか」と思う瞬間でよくあるのが、「ちょっといいお店でお酒を飲んでいるとき、または飲み終わって帰っているとき」だ。ちょっといいお店に、たとえば5000円とかっていうお金を支払って、もちろんその場はすごく楽しいんだけど、たまに自分の中にある「ティーンズ根性」または「ティーンズ魂」のようなものが、「お前、それで楽しいか?」と囁いてくることがあるのだ。

つまり、「あの頃はファミレスでみんなでジュース飲みながらしゃべってただけで、むちゃくちゃ楽しくて、むちゃくちゃ笑っていたじゃないか。それに比べて今のお前はどうだ? それが楽しいのは、所詮、金を払っているからだろう」と、その悪魔は言う。普段からそんなことを考えているのかと聞かれたら全然そんなことはない。まったくない。それでも、それは“ときおり”耳元で囁く。

高校時代楽しかったことがなんだったか思い出すのは難しい。あれと、これと、と列挙できるようなことではない。ただなんとなく過ぎる時間が楽しかっただけだ。そこに何かを生み出そうとか、いつかのためにこれをやろう、なんていう気はさらさらない。ただただ流れていく、消えていく時間。

そして、いつの間にか「ただファミレスでしゃべっているだけ」では、「今日は超楽しかったなあ」なんていう風に思えなくなってしまった。「お酒飲みたいよね」とか、おしゃべりだけではなく、そこにお酒だったり、なんらかのレジャーだったりが含まれていないと、「超楽しい」の瞬間はなかなか現れない。

ぼくは、あくまで“ときおり”こんなことを考えている。もし今日の文章をここまで読んでもらえたなら、現トーチズメンバー3人は、3人が3人とも、めちゃくちゃこんがらがった中で、それでもなんとか毎日をやりくりしているはずなので、そういった人間たちからつくられるフリーペーパーやWebサイトのことを、なんとなく覚えておいて欲しい。これでも、みんな大人です。

くいしんのこと1
https://note.mu/torches/n/n07cfca666bcd

くいしんのこと2-幼稚園の頃の夢は本屋さんになること。
https://note.mu/torches/n/n87213f3a823d

くいしんのこと3-くいしんと神聖かまってちゃんのの子が書いていた漫画の共通点とは!?
https://note.mu/torches/n/n6bbd429ac7c4

くいしんのこと4-お笑いばかりの日々だったけどインターネットに出会ったのも中学かもなあ
https://note.mu/torches/n/nc3eec6bd57ee

くいしんのこと5-バンプオブチキン
https://note.mu/torches/n/n73b6fd49ec60

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