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1月11日のミーティングその1

文:守屋佑一

1月3日より続いたインフルエンザは10日を過ぎてようやく完治した。
当たり前だがインフルエンザで静養中はほとんど人に話さず、誰とも会わずだった。

相変わらずトーチズの3人では毎日のように、夜中にスマホを介した文字だけのミーティングが続いていた。
だけどやはり顔を付き合わせて、声を出して意見を交わさないとわからないこともある。
年が明けてまだトーチズで集まっていなかったこともあって、そろそろミーティングでもしておきたいと思ったところだった。

だいたいみんな同じタイミングでそろそろ集まりをと思っていたようで、この日の夜にくいしんから「今日はデニーズいないの?」と連絡が来て、それを見た直也がコメダ珈琲にいると連絡をしてきて、とんとん拍子に3人で集まることになった。

ちなみに、なぜくいしんが僕にデニーズにいないのかと問いかけて来たかには訳がある。
僕は家に机がないのとネット環境がないのでだいたい近所のデニーズで作業する。
それは大学の頃のテスト勉強から続く長き習慣であり、社会人になってからも資格試験のたんびにデニーズにいく。
いまはパソコンで作業することも増えて、これまたwifeがあるデニーズにはとても世話になっている。
ピークであらば、1日に3回デニーズにいったり、一週間の毎日をデニーズで過ごすなんてことはざらにある。
そこは既に僕の居場所の一つで、近くにデニーズがあって、本当に良かったと常々思うのだけれど、では近くにデニーズが無かったりする場合はどうすれば、なんて思いからkouminkan cafeなんて活動をしているけど、それはまた別の話。

そうしてこの日、僕らはコメダ珈琲に集まった。
直也はうんとたくさんのリノベーションの本を持っていて、牛乳ビルの完成形についてあれこれ語ってきた。それを受けて僕とくいしんも本をぱらぱらと読み、こうしたい、ああしたいといろんな話をした。
僕は病み上がりで、この日は朝から消防団の出初め式をして、夕方からインフルエンザでおくれている仕事をして、次の日も朝早いのですぐに帰る予定だったのだけれど白熱した議論と久しぶりに顔を付き合わせて話した楽しさからあっという間にコメダ珈琲の閉店時間になってしまった。
なかなか集まれない3人なので、せっかくだからトーチズの今後も話そうということになりなんとコメダ珈琲を後にした僕たちはデニーズにへと向かうこととなった。

ミーティングはまだまだ続く。

※この記事は全文無料の投げ銭コンテンツです。投げ銭はまだまだ完成していない牛乳ビルのリノベーション資金となります。

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