第10回の＠Fukutsu Caravan終了！
今日のゲストは日本環境設計、会長の岩元　美智彦さん。
めっちゃ良い話が聞けました！

岩元　美智彦さん　日本環境設計　取締役会長
1964年鹿児島県生まれ。
北九州市立大学卒業後、繊維商社に就職。
営業マンとして勤務していた1995年、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。
2007年1月、現代表取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計を設立。
資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。2015年アショカフェローに選出。
著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』（ダイヤモンド社）。
日本で5人目のアショカ・フェロー、日経ビジネス「次代を創る100人 2017」にも選出された。

面白くないと人は動かない
「日本環境設計」という会社を僕は知らなかったのだけど、ゴミからできた燃料でデロリアン（バックトゥーザフューチャーに出てきた車）を現実には知らせる。とか、携帯をリサイクルして東京オリンピックのメダルにする。とかをやっている企業がある事は知っていて、あの会社か！！！と興奮してしまった。
こういった面白いアイデアは岩元さんの酔っ払ったときのアイデアらしい。

また、デロリアン企画をやって良いかユニバに頼む事になった時には、広報の女性が代表電話にかけてそっから実現したという。
やってみないとわからないもんだ。面白い！

地上資源でなんでもできる
1枚のシャツからは1枚のシャツを作ることができ、1つのペットボトルからは1つのペットボトルを作ることが可能だという。
その再生率は現時点で95%程度だと。
これを考えると、地下資源を新しく掘り起こす必要もなくなってくる。

リサイクルで戦争はなくなる
戦争の大きな要因は国同士の資源の取り合い。
リサイクルが世に広まれば、戦争の根源がなくなると。

これは僕のこれまでの考え方とは大きく異なる物で圧倒させられた。
これまで僕は戦争の原因はメンタル面が大きくて、「6次の隔たり」にもある様に世界に友達ではなく、敵と見做されることが多いのが原因だと思っていた。
それを「2次の隔たり」まで落として、「友達の友達は友達」というのを実現できれさえすれば平和が訪れるのではなかろうか。と考えていたのだけど、資源が原因だというマスな考え方はしたことがなく、またこれも面白いと思った。

対談動画はこちら！
まだまだ面白い企画を沢山やって行きたいとのことで、随時アイデア募集中！とのことでした。