『CLANNAD』AFTER STORYの前に

 こんにちは、ハープです。CLANNAD原作(switch版)のAFTER STORY以外のほぼ全部(共通、個別ルートのほぼ全部)のプレイをやり終えました。これからAFTER STORYをプレイする前に、個別ルートの中から印象に残った部分を書き出したいと思います。ネタバレしています。全てのルートではありませんがご了承ください。あと、AFTER STORYの感想をnoteに書くかはまだ決めていないのでもし載せなくても怒らないでください……。

渚ルート
 メインヒロイン。渚は敬語がちゃんと使えて(主人公とは同学年かつ渚の方が歳上なので敬語を使う必要はないっちゃないのですが……)、しっかりものと見せかけて天然、みたいな感じが好きです。あと見た目が幼いけど年上なのも良いです。このルートは幻想世界や岡崎の父親との確執など、AFTER STORYで取り扱われそうな部分を小出しにしていてAFTER STORYへの期待が高まりました。スチル(バスケットボールと渚、抱擁、キスなど)もかなり好みです。ストーリーも様々な事情ではぐれているもの三人(岡崎、渚、春原)が仲良くなり、バスケや演劇を頑張る(バスケは私の場合、渚の代わりに杏を入れてプレイしましたが)といった青春ものの感じが王道で良かったです。その後はいわゆる病気ものであり、淡々と渚の病状や岡崎の焦りが描写されていきます。個人的には病気ものの物語は厳しめに採点してしまうのですが、このゲームに関しては良かったです。

杏ルート(椋ルート)
 杏は個人的に見た目が好みで、岡崎と悪友のようなポジションなのも好感が持てました。このルートは一旦椋の告白を受け入れないと入れないのですが、椋も地味ではあるものの岡崎のことが好き、という気持ちは伝わってきてかわいいので本当にこの子を振るのか……と自分でもよくわからない感情になりました。杏ルートはCLANNADの中では珍しく、三角関係がメインでちょっとどろどろしているというか、ある種現実的な心理描写があり、ファンタジー展開もなく、プチWHITE ALBUM2というか(プレイしたことないんですけど……)……。とにかく椋に申し訳なかったです。それ故に椋ルートはもっと長くてもいいかなと思いました。

風子ルート
 風子、見た目が一番好みで、キャラクターも不思議ちゃん(ヒトデマニア)な感じが面白かったです。このルートは事前にそこそこネタバレを踏んでしまったのですが、それを知っていても面白く、切ない展開でした。スチル(出会い、伊吹先生の前で渚が訴えかけるシーン、キスなど)も好みでした。このルートの肝である風子が段々忘れられていく設定もはまっていて、個人的には春原が風子を忘れてしまったあたりで「あぁ……ついに来たか」となって胸がきゅっとしました。もちろん渚や岡崎が風子を忘れてしまうシーンも悲しいのですけどね……。最後の最後、ヒトデを持った風子が「風子の恋人(友達)になってくれませんか?」という内容のことを言ってきたとき、伊吹先生の結婚式のシーンもそうですが、記憶がなくともちゃんと積み重ねたものはあるんだな(あると信じたいな)と思いました。

美佐枝ルート
 サブストーリー(?)ですが個人的に好きだったため。このルートは岡崎が美佐枝さんのことを好きかも?
と思い始め、美佐枝さんが(大人なので)軽くあしらったりするシーンが続くのですが、個人的にこの美佐枝さんは岡崎と恋愛関係にならない、という部分が好きです。ギャルゲーというジャンルとしては異色な気もしますが、たまにはこういうお話もあっていいだろうと思います。途中から美佐枝さんの過去の話になり、最初は私もこれはどういうことなんだ? と戸惑いましたが、話を進めていくうちにこういう構成のしかたをしてくるギャルゲー面白いな! と思いました。智代ルートで幸せそうに猫と戯れるシーンも好きです。

 ここまでで私の今回のnoteは終わります。あのルートが載ってない! などと思われてしまったかもしれませんが、あくまでも個人的に好きなルート、好きなシーンを抜き出した結果です。これから残りのシーンやAFTER STORYをプレイするのが楽しみです。ここまで読んでくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?