高松宮記念の印

◎14　ママコチャ
〇3　ナムラクレア
▲5　トウシンマカオ
△6　ルガル
△2　マッドクール
△10　ビクターザウィナー
☆16　ウインマーベル
☆1　ビッグシーザー
☆12　ロータスランド

データ

人気馬信頼度

高松宮記念の1番人気はさほど信頼できない。
過去10年で見ても、1番人気馬の成績は1-1-2-6（勝率10％）
高松宮記念がG1になってからは、28戦中5勝（勝率18％）
このレースでは穴馬に注目だ。

枠順

高松宮記念は内枠有利の舞台。
過去10年の結果は、
・勝ち馬10頭中6頭が1～3枠
・6～8枠の馬の複勝率は27％と、馬券内の馬はほとんど5枠より内
・高松宮記念に限らずとも、このコースの1・2枠の単勝回収率は100％超え

と、このように高松宮記念は内枠有利と言われ、実際に内枠の成績もいい。
だが、近年は外枠の好走も目立つという点に注目したい。

過去5年の成績を見ると、馬券内15頭の内……
1～4枠：7頭
5～8枠：8頭
と、近年は外枠の馬も内枠とさほど変わらない成績を挙げている。

高松宮記念の前日。土曜日に中京で行われた芝のレースの結果を見ると、6レースの内馬券内に入ったのは……
1～4枠：10頭
5～8枠：8頭
と、多少内有利の傾向は見えつつもそこまで偏ってはいない。

ということで、今回の記事では外枠だからマイナス評価といったことはせずに予想しようと思う。

脚質

逃げ先行馬も、差し馬もそこまで差は見られない。
人気馬が順当に勝ち切ることもあれば、下位人気が前残りしたり差してみたりと、1200mらしい結果。

ここでは穴馬に注目してみよう。
過去10年で馬券内に入った6番人気以下の9頭の内訳は
逃げ：4頭
先行：1頭
差し：4頭
以上を見た感じ、逃げor差しには注意したい。

具体的には、4角で3番手以内 or 10番手より後ろでレースを進められるとよい。
ほとんどの穴馬が高松宮記念で前走と同じレース運びをしているため、レースの進め方は前走を参考にしよう。

前走

前走G3組がほとんどで、G2・G1からの出走はデータが少ない（これは短距離のG2・G1重賞の少なさが原因だろう）よって、前走の格であまり贔屓はできない。

ここでは前走の結果に注目しよう。
過去10年で馬券内の馬は30頭中25頭が前走5着以内。
これは6番人気以下で馬券内に入った9頭の内6頭にも当てはまる。
前走で掲示板外に沈んでしまった馬は軽視しても良いかもしれない。

まとめ

• 人気馬の信頼度は低い。
  過去10年で30頭中9頭は6番人気以下。

• 枠順はそこまで気にしなくてもいいかも。
  多少内有利の傾向は見える。

• 脚質で大きな成績の差はなさそう。
  逃げor差しの穴馬が狙い目！

• 前走掲示板内の馬がgood!

予想

本命

◎14　ママコチャ
前走は阪神C5着と振るわなかったが、距離延長だったことを考えるとそこまで気にすることはないだろう。
前々走はG1のスプリンターズS優勝！言うことなし。
当日オッズに注目しながら馬券を組み立てたい。

対抗

〇3　ナムラクレア
実績・馬場適正という点で馬券からは外せない。
オッズも加味してママコチャを本命に挙げたが、実力ではナムラクレアも負けていない。

▲5　トウシンマカオ
ルガルと悩んだが、2走前にルガルに勝っているし、鞍上もルメールと申し分ない。
実力はルガルと拮抗しているとみている。

相手

△6　ルガル
△2　マッドクール
△10　ビクターザウィナー
☆16　ウインマーベル
☆1　ビッグシーザー
☆12　ロータスランド