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「鳥爺寺子屋」仲良くしていた鳥さんから、ある日突然嫌われた!?

いつもありがとうございます。鳥爺です。

先日まで仲良くしていた鳥さんから、ある日突然嫌われたらどうしますか?

今から15年以上も前のことですが、あるお客様がバードランにコガネメキシコインコを連れて来られました。
飼い主さんも最初は緊張されていましたが、鳥さんのほうがリラックスして楽しんいましたので、ほどなく打ち解けてきました。
この鳥さんはバードラン初デビューでしたが、とても良い子で私の手に乗り、頭もカキカキさせてくれました。可愛いです。
 そして「また、来ます!!」と、元気にお帰りになられました。
 
それから数日後、その鳥さんと飼い主さんが再びご来店されました。前回私の手に乗って、カキカキさせてくれた子なので再会を喜びました。
 しかし、前回とは様子が違うのです。まず、キャリーから出ようとしません。
 
 「どうしましたか?」
 
と飼い主さんに訊ねましたら、飼い主さんもわからないようです。それでも、キャリーから出たら前回のようにリラックスして楽しむだろうということで、飼い主さんが外に出してくれました。
 しかし私がそっと近づこうとしたところ、3mくらい近づいたところで、飛んでしまったのです。
さらに近づこうとしても、また飛んで逃げてしまい、飼い主さんの後ろに隠れてしまうのです。
 まるで「助けて!! 怖いよ!!」と言っているようです。
 
 どうして??

 前回は手に乗り、頭をカキカキさせてくれて一緒に遊んだのに。あれからそんなに日にちも経っていないので忘れるとは思えません。
鳥さんに嫌われるということは、きっと自分に問題があると思い、自分自身のチェックを始めました。
 
臭いは?
怖がるような物品を持っていないか?
前回と同じように接したか?
など、自問自答しました。
 
しかし、どうしてもその理由がわかりません。
私のそんな不審な行動を見るに見かねて飼い主さんが助け舟を出してくれました。
 
「ここに(バードラン)に来る前に、健康診断に行ってきましたが、、、」
「そうですか!? 鳥さんは病院ではどんな様子でしたか?」
と思わず聞いてしまいました。
 
案の定、病院では必要な健康診断のために、鳥さんにとっては辛い思いをしたようでした。そして、私が嫌われる決定的なことを発見しました。
 
それは服装でした。
前回は紺色の服を着ていました。今日は白色の服を着ています。
 
飼い主さんに聞いてみました。
「病院の先生は白衣でしたか?」と。
 
予想通りの答えが返ってきたのは言うまでもありません。
このとき私が思ったことは、私が白い服を着て嫌われるのは大したことではありません。
それよりも鳥たちの命を助けるために、一所懸命頑張っていらっしゃる鳥の獣医さんが嫌われるのは切ないですね。

このことがあって愛鳥塾で「私を病院に連れてって!」という講義を何回かさせていただきました。
これから長く関わっていくために、愛鳥さんが病院や獣医さんを怖がらないようするにためにはどうすればいいのか、についてお伝えしました。
そして究極の目標が、愛鳥さんが「私を病院に連れてって!」と思いたくなるトレーニングを解説しました。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

今日もいい日でありますように♪ (^o^)/

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