見出し画像

【意外と知らない】自己認識のためにやってはいけない4つのこと

こんにちは、とりりんです。

今回は、自己認識のためにやってはいけない4つのことを紹介したいと思います。飽き足らずに「Insight」からの要約と独自の感想です。

それほどにInsightの内容が個人的に刺さっています。


自分の無意識を解き明かそうとするな

自分の無意識な行動や感情をそのまま受け入れましょう。

人は、自分の無意識な行動や感情を正確に分析できないことが長年の心理学の研究でわかっています。

有名な心理現象として、吊り橋効果がありますが、恐怖と好きのドキドキを同じだと自覚できる人がいないのが良い例です。

本書では、「無意識は密閉された保管庫の中にある」と、記載されています。
鍵すらないので、絶対に解き明かせないという意味で表現されています。

解き明かすのではなく、柔軟に受け入れることが、内省では大事です。

自分自身に「なぜ?」と問わない

1つ目と似ていますが、自分になぜと問わないことも大事です。

理由は、2つあります。

1つ目は、先述した通り、問いを自分自身に投げかけても正確な回答は得られないからです。

2つ目は、幸福度を下げてしまうからです。

テストに不合格となり落ち込んでいる生徒の半分に「なぜ、今の気分になっている?」と、理由を記載させた実験があります。
結果は、理由を問われなかった学生より、長期間落ち込んでいました。
※もちろん、落ち込み度合いも理由を問われた学生の方が深い結果となりました。

「なぜ?」は、自分の周りを理解するのには役に立ちますが、自分自身に利用してはいけないものです。

日記を毎日つけない

日記は自分の出来事を記載するため、自分の理解に役に立つと思われがちです。

しかし、日記を毎日つけることで、自己理解が深まる研究結果はほとんど現れていないのが現状です。

そのため、日記は他人のことを理解するために利用するべきです。

むかついたことやひどいことを言われた時に、自分の気持ちと相手の主張を書いておく。
頭が冷静になってから、分析して、日記を続きを書く。

このようにすることで、日記を毎日書かなくなりますし、自己認識も深まります。

反芻をしない

反芻とは、何度も味わったり考えたりすることです。
本書では、特に自分自身の欠点や悪いことに焦点を当てて、考えてしまうことを反芻と呼んでいます。

「反芻は破壊的に悪い」と、本書では綴られています。

自分の欠点に集中しすぎるあまり、幸福度が下がり、相手の意見も聞けなくなってしまうのです。

しかし、反芻は意図せずに起こる場合があります。
その場合は、反芻をしていることを自覚して、意識して反芻をしなくて済む方法を見つけることが効果的です。

私の場合は、美味しいものを食べるか、早く寝ることで解消されます笑。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、自己認識のためにやって威はいけないことを「insight」より抜粋して紹介しました。

毎日の日記や、反芻という自分の欠点と向き合う行為が、自分の理解に役に立たないことは、驚きだったのではないでしょうか?

この記事を呼んで、皆さんが少しでも客観的に自分を理解できるようになっていただけたら嬉しいです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?