シラウオのご縁(2020/7/29)

2020年7月26日(日)シラウオのことを調べてペラ1の資料にしたことは前回触れた。

シラウオは大人になってもシラウオ

スライド1

この日は朝から福島工場

7月29日(水)は福島工場に出張だった。帰りは大子町の”だいこん”に寄った(ここは知る人ぞ知る奥久慈しゃもの拠点だがいつか触れたい)
おひとりさま焼鳥←クルマ・日帰り=飲めない
棚倉町の寿司の名人にメールと電話攻撃をすると、なんとお土産を買いに来てくれた。

お土産焼鳥が焼けるまで(だいこん)

焼鳥が焼けるまで寿司職人の大将に聞いた話し。
「ぼくの趣味は天ぷら屋さん巡りなんです!必ず店の大将が天ぷらを揚げているところが良く見える席を取るんです、取れなきゃ行きませんから。でも取れちゃんですけどね」って
一通り天ぷら名店の話しを聞いた後に、あっ「天ぷら近藤は?」って聞いてみた。なぜならジョセフィンファームのあのアスパラを使用していることを聞いていて銀座の名店に一度は行ってみたいなーって思っていたから。
よくぞ聞いてくれました!的「近藤さんはカウンターの●●の席で、、、」とひとしきり盛り上がっている頃、お土産焼鳥も焼けて、僕も当日帰るギリギリの時間となってしまっていたので、解~散となりました。

僕はクルマでAmazonプライムVIDEOを見ながら(まー音声だけですからね)移動するのが好きです。この日はNHKプロフェッショナル仕事の流儀を見ながら帰っていました。
「ぶれず、おごらず、侮らず~洋食店主・島田良彦~」という回でした。
とんかつ、舌シュチューなどが有名な上野を代表する洋食屋さんです。

シラウオ登場、食べたのは!?

興味深く見て(聴いて)いると、なんとシラウオが登場!!!!!!
超ビックリしました。

番組の中でも2度テストをしている様子が紹介されます、そして橋本さとしさんの「3日後名うての天ぷら職人がやってきた」のナレーションと共に現れたのは、なんと天ぷら職人近藤文夫。仰天して思わずクルマを止めて画面を凝視しましたよ。さっきまでシラウオの話しも天ぷら近藤の話もしていたんだもの。
瞬間的に島田さんにシラウオを届けたい!!って思ったんです。

上野 ぽん多本家

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8月1日(土)朝7時には稲敷市須賀津の宮本商店におりました。もちろんシラウオの確保の為。いったん仕事に行きまして。
夕方から浅草に用事がありました。コロナのこともあるのでクルマ移動。荷物も運べるというラッキーさ。
行きましたよぽん多本家へ、到着15分前にビビってしまって日本橋ゆかりの野永喜三夫さんに「茨城の鳥山というのがシラウオ届けるので受け取って」と電話を1本入れてもらいました。プロフェッショナル放映間近ですから16時の開店前にざっと40名は並んでいらっしゃいました。居並ぶお客様の視線を感じながら店内に、「茨城からシラウオ持って来ました、野永さんに電話してもらった鳥山です」と話すのがやっと、そそくさと立ち去りました。

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お姉ちゃんの同級生だよ

翌日、↑ の日のことをFBで紹介しました。
そしたら大学研究室以来親しくしている友人から連絡がきました。「島田さんは2つ上のお姉ちゃんの中学同級生だよ」って。のけぞりましたよ。
その他にも上述の野永さんが、NHKキッチンが走る!という番組で霞ヶ浦に来たときにシラウオを調理したとか、青森の小川原湖関係の奇跡が連続するなどご縁繋がりとしか言えない状況となったのです。

島田さんからは月曜日に丁寧な電話を頂きました。
「私の使うシラウオはもっと大きなやつでして、春に使うんですよ」っておしえてくれました。
7月21日の漁解禁からまだ間もなく、大人になってもシラウオな白魚はまだ子どもなんだということと、江戸時代から隅田川のシラウオに親しんできた江戸・東京では、俳句の季語で春を表すシラウオはやっぱる春告魚として使われるのだろうなーと納得した次第です。(笑)


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