月初からとんでもない雷雨だった。

在宅仕事の休憩直前に窓を気にかけてみたら空が結構な淀み具合だった。そのうち線状の細い水滴が窓に2,3本付いたかと思うとしっかりめの雨がしとしとと降り出していた。まだこの時は窓から見下ろしても降ってくる雨粒は見えにくくて、夏によくある入道雲が雨を降らせたのかなとのんきにしていた。

のんびり休憩してたら雨音はどんどん強くなって、そのうち空が光って近くで音が聞こえるようになった。短時間でしとしとからザーザー降りに変わって窓からの景色がうっすら白んでくるほどの大雨になっていた。パソコンを使う仕事をしてるから家の近くに雷が落ちてきたらやだなと思いつつチラチラ外を気にする。外側の窓は掃除用のワイパーで濡らしたみたいにびちゃびちゃで開けてみないと外側の様子が分からないほどになっていたけど、開けたら開けたで雨が家に入り込んで来そうな勢いで降っているのでちょっと迷ったが窓を開けた。なんとなく外の様子をスマホのビデオに撮ってみる。大きい雨音や落雷の音も録音できたのでいつか思い出した時に見返す。

仕事に戻る時にはすっかり雨は弱くなっていて、雷も遠くでなんかやってるみたいな音がするだけになっていた。なんだったんだ。