「私と鎖鎌」 - ゆかりっくアドベントカレンダー2023/Day25

この記事は「ゆかりっく Advent Calendar 2023」25日目の記事です。
昨日24日の記事はしらさぎさんのカバーソング温故知新・祭り拾遺篇でした。自分もカバーソング大大大好きです。ずっと「ラムのラブソング」がNo.1でしたが、ゆかりっくFesで「チェリー」がそれを超えてきました。
そして「鎖鎌」なんていうコメントし辛いタイトルを付けて本当にごめんなさい。


はじめに

こんにちわ。一年ぶりのゆかりっくアドベントカレンダーです。
これは「ゆかりっくアドベントカレンダー」にかこつけて、自分の2023年の振り返りと今思っていることを自分語り風に書いた、本当〜〜〜にただの日記です。というかポエムです。ご容赦ください。

今年は自分にとって激動の一年でした。
私は今年34歳で、この記事が出る一ヶ月後には35歳になるんですが、この2023年は人生の中でもめちゃくちゃ大きな時期を過ごしています。仕事でもプライベートでも環境が大きく変わり、どちらも大変だけど、人生の中で「そうなったらいいな」と思っていたことが同時に起きているというか。
正しくは「この先5〜6年ぐらいの激動の時期の第0章/前日譚」のような時期で、今まさに人生の中で一つの駅から次の旅程に向かう、ちょうど出発直前という感覚です。
まさに盆と正月がいっぺんに来るような、「次、連続で『fancy babe doll』と『チェルシーガール』が歌うからね?」と予告されているみたいな。嬉しいけど体力大丈夫かなこれ…(笑)という、そんな日々を過ごしています。


with me?ツアーの話

さて、2023年といえばやっぱり『with me?』ツアーですよね。
いやー、ほんと今年wm?ツアーがあって良かったです。自分は10数公演ぐらいの参加だったんですが、それでも「次の◯◯公演」を目標に毎週頑張れましたから。
これまでのツアーでも各地に遠征はしていたんですが、おそらく今回のwm?ツアーが今までのツアーの中でも一番遠征を楽しんだ気がします。初めて金沢や北海道に遊びに行ったり。全体を通して本当に「リフレッシュ」とう感じでMPを回復させることができました。

ツアー期間中もTwitter(現X)とかで呟いてたんですが、wm?のセットリストって何か本当に一瞬で終わるというか、FanfareからSSSSgまでがあっという間なんですよね。AFTの時は「ボリュームたっぷりお腹いっぱい」って感じだったんですが、wm?はまたそれとは違うメリハリある構成というか。
見ている人の気持ちが途切れないように上手く日替わり曲等で盛り上がりを作っている部分もあると思うんですけど、何となくwm?ツアーってツアー全部の公演がセットというか、「さあお出かけしましょう/♪Bejewel Escape」とあるように、ライブ前後の時間とかライブに行ってない時間も含めてセットリストな感じがしてメチャクチャ楽しかったんですよね。

冒頭にも書いたように来年からは、いやその先もしばらくは、これまでのように行きたいライブに自由に行けるわけではなくなります。
ゆかりちゃん祭のときに御本人も言われてましたが、いつまでwm?みたいなライブが続くのか分からないので、今の形のライブに行けないのは少し寂しい気持ちはあるんですが、一方で何かしらの形で活動は続けてくださりそう…という部分で少し安心もしていて、「今はライブに行けなくても大丈夫」という気持ちになれています。

元々自分はいわゆる「イケイケGoGoプリンセス」なゆかりんに憧れてライブに行ってたのではなく、「田村ゆかり」さんが開催するライブだからこそ行っていたんです。
ライブという場はあくまで「田村ゆかり」が好きな名前も知らない共通の趣味の人たちが集う場で、そこは「ゆかり王国」の全てではなく一部だと思っています。ゆかりんの活動が続く限り、それをファンが応援している限り、ゆかり王国は存在する。ライブに行けなくても、グッズをたくさん買うわけじゃなくても、毎週ラジオをリアルタイムで聴けなくても、そこにゆかりんとファンの繋がりがあれば、そこはゆかり王国の一部・・・という気持ちでいます。


「私と鎖鎌」

そこで「私と鎖鎌」(または鎖鎌と私)です。
なぜこんなタイトルにしたのかというとですね。これは昔Webで配信されていた『黒うさぎの小部屋』というラジオ内で場を繋ぐために咄嗟に用いられたお題なんです。
今年はどんな記事を書こうかな〜と考えたときに、11月のゆかりちゃん祭とかAltoemionとか、次のBDイベの発表とか、自分の今の状態を見たときにこの言葉が頭に浮かびました。

これがラジオで出たのって多分18年くらい前だと思うんですけど、いまだにふとした時に思い出すのは、多分自分の人生の記憶と田村ゆかりさんに関する記憶が紐づいてるからだと思うんですよね。

自分は、本当の最初からイベントに通われている古参の王国民の方や、ツアー全通するような方と比べれば、全然普通のファンだと思います。ツアーも半分ぐらいしか参加しないですし、グッズも全部買ったりはしませんし、アビスパもわからんです。20年前、高校受験の傍らにたまたまラジオを聴いてファンになっただけです。

それでも自分がゆかりんから受けた人生の影響は計り知れません。
元々学生の頃からゲームやアニメなどのエンタメ業界でデザインに関わる仕事がしたいと思っていて、当時中学生だったあの時期にラジオを聞いての出会いがなければ、間違いなく今の仕事はしていなかったと思いますし、ここまで目標を持ち続け、夢を叶えるチャンスを得るだけの実績を残せるような努力をできていなかったと思います。

『私と鎖鎌』ではないですが、いまだに昔の曲とかラジオとかライブとかを思い出して「懐かしいな」とか思うんですけど、その思い出と一緒に当時頑張って勉強していた時のガムシャラさとか、何でも出来ると思えた気持ちを思い出させてくれます。

当時ラジオを聞いていなければ、あのときにファンになっていなければ、そして20年たった今でも活動を続けてくださっていなければ、何かしらの活動を続けてくれそうな未来を感じられなければ、多分今の自分はここまで頑張れていないでしょうし、この先の人生もだいぶ違ったものになっていたと思います。
紆余曲折はありながらも、自分の目標や夢といった軸をぶらさずに一貫性を持って人生を楽しめているのは、これまでの人生の折々に王国民としての思い出があるからです。

34歳になって、「Sweet Darlin'」を聞いて当時のラジオを思い出して「あの時は受験勉強必死だったなー」とか、桜を見ると約10年前のFFCツアー武道館を思い出して「ちょうどあの時に転職を悩んでいてよかったな」とか。

今年のwm?ツアーとゆかりちゃん祭も、自分にとっての一つ大きな区切りとなった激動の2023年を思い出せるいい思い出になっていくんでしょうし、「この先」がまだ続いていきそうという希望を、伝聞ではなくてライブ会場で実感できたことは自分にとってすごく大きいです。

今でもその時の気持ちを持ったまま仕事ができています。それは間違いなく田村ゆかりさんのおかげです。

学生時代から夢に見ていたことが、今年から始まった数年の自分の頑張りで現実とつながるかもしれない。「夢は夢」と思わずに、頑張ってきたかいがありました。


まとめ

これまでの人生の色んな場面で出会ってきた王国民としての思い出があるから、今を頑張れますし、頑張った先にしか望む未来は来ないと思ってます。「そうなの未来は今からの続き/♪Exactly」ですからね〜。
来年は家族も増えるので、より一層頑張りたいと思います。

同じように人生を頑張っている王国民の皆さん、人生に疲れたら懐かしい思い出の曲を聞いて、あの時の気持を思い出してみませんか?


さてこれで今年の「ゆかりっく Advent Calendar 2023」はおしまいです。
ぷるおさん、毎年続けてくださってありがとうございます!

アドベントカレンダー最終日が全然まとまらない文章になってしまって申し訳ないですが、兎にも角にもみなさん、来年一年も頑張りましょう!
2024年のゆかり王国生活があなたの人生にとっていい記憶の1ページになりますように。

鶏ネギ。

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