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アドベントカレンダーを振り返って

「Game Graphic Design Advent Calendar 2019」の最終日の記事です。

まずはお礼を

まずは発起人としてお礼を!
今回のアドベントカレンダーにご参加くださいました皆様、年末でお忙しい中、素敵な記事をありがとうございました!

oichanさんの「実装者を殺せるUIデータで打線組んだ」や、いまがわヤッキーさんの多言語対応のゲームUI注意点覚え書きなど実践的な内容のものから、 国東愛永さんの「ゲームUIデザイン独学レポート」や、ういさんの「UIデザイナー歴2年生のいまと未来。」など、まさにこれからゲーム業界で働く方にためになりそうな記事まで、本当に幅広く、内容の濃い記事が集まりました。(他の方の記事もとても良いものです。是非全部の記事を読むのをオススメします)

どなたの記事も本当に本当に勉強になるものばかりで、毎日楽しく読ませていただいていました。


アドベントカレンダーをやろうと思ったキッカケ

わたしはゲーム制作の場でデザイナーとして働いて10年目になるのですが、ゲームのデザインって本当に難しくて面白い職業だと思うんです。

複雑な画面設計、多様な世界観を表現する濃いアートワーク、特殊な実装、運用を見越した拡張性、ビジネス的な視点などなど…、ここまで幅広い分野に関われるのって、ゲームのデザイナーぐらいじゃないでしょうか?

だからこそ、そんなゲームのデザインを担当する方たちってとても高いスキルを持っている方が多いんです。

ただ、どちらかというと閉じた業界であることや、権利関係的な問題で、なかなか中の人が発信することが少ないという側面もあります。


・・・・・・もったいない!


そういう方たちがもっと気軽にゲーム制作に関する情報を発信できる場を、作りたい!という思いで、勢いでアドベントカレンダーをすることにしました。

実は当初は全然埋まるとは思っておらず、「全部自分で書いてもいいや〜」ぐらいの気持ちだったので、こんなに沢山の方に参加いただけて驚きと感謝です。


デザイナーの情報発信がもっと活発になってほしい。

今年はこれまで以上に「ゲーム全体のアートワーク」というものが評価されるようになってきていると感じています。いや、います。(確信)

特に顕著なのが、CEDECでペルソナシリーズのUIデザイナー・須藤さんが「ビジュアルアーツ部門 最優秀賞」を受賞されたことだと思います。
わたし自身UIデザイナーなのもあって、他人事ながらとても感動していました。


来年は今年以上にゲームのデザインに関わる方が注目される年になると良いな…と思います。

今回のアドベントカレンダーも、色んな方から「見てるよ!」「ためになる!」「来年は参加したい!」などとお声をかけていただけましたし、もっともっと業界全体が盛り上がっていくように、ゲームのデザイナーがもっと注目されるように!みんなで情報発信していきましょう!

改めましてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年もまた開催したいと思っていますので、その際はぜひご参加ください…!
それでは、良いお年を!

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