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アロハスピリッツ ジンジャーないね~

鳥居りんこのYouTube、「りんちゃんねる」
見て下さった方、ありがとうございます。
これからも、時々、アップしていこうと
思っていますので、そちらも宜しくお願い
致します。

☆☆☆

私の所にはなんでだか「死にたい」って
メールが届くことがあるんだが
その意味は、つまりこういうことだと
思っている。

「死にたくないけど、死にそうに辛い」

私は精神科医じゃないからさ
「そっか~、死にたいのか~」って
応えるだけだけどさ

個人的にはだけど、死にたいくらい
辛いならば、南下してみるといいと
思うよ。

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とりあえず、半袖・短パンでOK位の
土地に行って、何もしないで、だけど
そこにいる人をただただボーっと
見るってことが結構、効くような
気がしてる。

今、そういうメールを下さっている方、
私が取り立てて何かをしてあげられる
とは思ってないんだが、ただ、私は

何かのご縁で連絡してくれた人が
ハッピーじゃないってのは
悲しいなりね。

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話はいきなり展開するけど
私は先月、ハワイに行ってたんだけど
この島、楽園なんだけど、色んな
ことを、特に人生に対して色んな
気付きを与えてくれる島だなぁって
思っている。

今回もね、色んな気付きを与えて
もらった。

今日は、その中のワンシーンをお伝え
したいと思う。

私は今回、HISが運行するLeaLea
トロリーに乗って、あちゃこちゃ
行ってたんだが、そのトロリーバスに
乗っている時に事件は起きたんだな。

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(あ、ちなみにHISで行かなくても
乗車券は買えるし、それが無料になる
方法もあるから、うまく使うべし!)

それはダウンタウンからワイキキ
ビーチまで戻る路線だった。

ところが、そのバスがアラモアナで
止まった時に事件勃発。

バスの車掌さんは殆ど日本語話せなくて
言ってる日本語が意味不明なんだけど

どうも運転手さんの都合なんだか
突然「ここを終点にしたから、みんな
降りろ!」って言い出したわけ。

降りろって、なんでよ?という理由も
一切分からず、更には、これから
どうやってワイキキまで帰るのよ?
ってことも分かんないわけ。

乗ってるのはHIS系だから、全員、
日本人なんだが、若い子たちは「?」
ながらも、大人しく降りて
ここで待ってたら、また違うトロリーが
来るんじゃね?って感じで、スマホで
次のバスの位置情報とかを検索してた。

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ところが、こういう時に黙ってないのが
「老害」男性だね。

ブチ切れてらっしゃる人、出現。

でも、哀しいことに言語が違って
意思疎通がうまくいかない。

もっとも、その車掌も何故なのかは
理解できてないみたいだし
次をどうする?という情報も最初は
持ち合わせていなかったようだ。

「どういうことなんだ!?」と
カンカンに怒っている老害さんを
若者たちは冷ややかな眼差しで
見ていたんだが

その車掌さんが、こう言ったの。

「何を怒っているのか?
こういうこともあるよ。
ジンジャーないね!
人生はこういうもの!
ネクスト!エンジョイ!」

ちなみに「ジンジャーないね」だけが
日本語だ。

「ジンジャーないね」を周りが理解
しないから、車掌さんは補足した。

「こういう時に日本語では
『しょうがないね』って言うんでしょ?
だから、ジンジャーないね!(大笑)」

周りはキョトン?だったけど
私はさ、この言葉に本当に動かされた。

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人生って、日々、思い通りには全く
いかなくて「はいーー!?」とか
「ちょっと、それはないんじゃないの?」
とか「それって人として、どうなの!?」
みたいなことが丁寧に起こるじゃん?

でもさ~、こういう人がいて
「う~ん、そっか、そっか、それは
ジンジャーないね!NEXT !」って
言い切るとさ

世の中、ジンジャーないことで溢れて
いるけど、まあ、明日は違う風が
吹くかもね・・・くらいな気持ちに
なって、あらま、気が付いたら
明日じゃなくて、今日も結構、気持ち良い
風が吹いてるじゃん?みたいに
思えてくるから、不思議だよね。

何があっても、何であっても
物事は自分の感じ方次第だよなって
思ったんだよね。

私が「ジンジャーない!面白い!」
ってその車掌さんに言ったら
めちゃ喜んでたから、きっと彼は
今日も、使ってるね。

「ジンジャーないね~」
いい言葉だよな~。

ご高覧いただきまして、ありがとうございます。 よろしければ、応援、よろしくお願いします<(_ _)>