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奴らは何故にアモーレ偏差値が高いのか?(後編) 「I Love You」が聞きたくて

ハワイ・ノースショアの旅で衝撃的な事が
起こりました。

ワタクシ、愛の告白を受けたんです(≧▽≦)

「I Love You」って。

その告白はいきなりで、あまりに自然
だったから

ええーーー!!??
今、なんて??? って感じですよ。

経緯はこうです。

ワタクシはホテルでエレベーターを待って
いました。

ロビーに行こうとしていたので、そのまま
乗り込んで、ロビー階のボタンを押します。

するってーと、外から、少年二人組の絶叫
とも呼べる声が聞こえたもので

意味を理解し、完全に閉まりかけたドアに
開けるボタンで対応したんザマス。

すると、彼らはなだれ込むがごとくに
そのエレベーターに乗り込んできました。

多分、一刻も早くプールに行かねばならない
事情が発生していたのだとは思います。

そしたらです。

彼ら二人組(推定年齢小学4年生)の1人が
ワタクシの目を見て、ちゃんと

「I Love You」

って口にするではあ~りませんか!?

ええーーー!?
言葉のセレクトとしては、これって
正しいのですか? 教えて、ネイティブ!
って気持ちになりますが

驚きましたね。

奴らはこ~んな小さい150㎝にも満たない
内から、異国のオバさんに対しても
ごく普通に「ちーす!」と言うがごとく
「I Love You」と口にできる。
萌える~~~(≧▽≦)
↓ ブレブレだけど、告白少年たち♪

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え?これってなんなん!?

大興奮したワタクシは連れのYちゃんに早速
自慢こきましたね。

するとYちゃんがこの話をしてくれました。
Yちゃんはホテルのランドリーで
こういうシーンを目撃したそうです。

カップルが「I Love You」を熱く
言い合っている。

ド日本人からすると相当、気まずいシーンに
立ち会っていることになります。
やがて、男性が何処かに姿を消したから
「お別れだったんだな?」と理解したのに
速攻で戻ってきて、また「振り出し」に
戻ったそうです。

どんだけ「I Love You」言うねん!?
って感想を頂きました。

そう言えば、ワタクシもプールサイドで
熱く抱き合っているカップルを見ました。

男性が何処かへ行くようだったので
行方を目で追っていたら、なんとトイレ。

トイレに行くという寸暇を惜しんでまで
抱き合い「I Love You」を言わないと
いけないのは、ド日本人からすると
苦行にすら思えてきますが
これが、彼らの日常なんでしょうか?

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イタリアでもないのに(イタリアの殿方への
めちゃ偏見!?)、何かにつけ、ウインクで
返してくれる男性が多かったです。

これは思うに、多民族で構成されているので
コミュニケーションを円滑に進めるためには

言葉や態度で自分の気持ちを表さないと
相手には伝わらないという「生活の知恵」が
あるような気がします。

その証拠に、女性からも何気ないことを
褒められる体験を何度もしました。

「あなたのドレス、とっても素敵!
私、こういう色合い、大好きなの!」
「この景色見て!なんて美しいのかしら。
あら、カメラ、持ってるの?
撮ってあげるわ。あなたにこの海の綺麗さは
ピッタリだわ!」等々。

すべて、一見さん。偶然、すれ違っただけの
存在ともいえる人たちが気軽に誉め言葉を
くれるのは、南国マジックですかね?

今回の旅でも、写真を頼まれることも沢山
あったのですが、それ以上に、何も言って
いないのですが、あちらから
「撮ってあげようか?」ってお声を
いっぱい頂きましたね~。

自撮りしてる哀しいオバさんに見えたのかも
しれないですが(爆)

話を戻すと、例え挨拶のような「I Love You」
であったとしても、言われて悪い気はしない。

少なくとも、敵意は感じませんから。

日本人にはアモーレ偏差値を彼ら並みに
上げていくことは、かなりミッションきつい
ですが、もう少し、声は出した方が絶対良いと
思うんですよね。

朝、「おはようございます」と言うご近所さん
であっても、男性は声を出し惜しみするのか
軽くお辞儀を返す人の方が多いですね。

話し合いをめんどくさがるという以前に
声を発することすら、めんどくさい男性が
多いことは日本人の特徴かもしれません。

思春期の男の子は3ワードで母親と対峙する
ことが普通ですが

(即ち「別に」「普通「微妙」の3単語を
使い回す)

このあたりから、私たち、母親は指導して
いかなければ、少子化は止まらないなと
思う次第です。

「I Love You」に代わる、日常使いができる
日本語が生まれることを切に願います。

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