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空前の人手不足と町の格差問題


我が町はそれなりに大きな町なのであるが
もしかして、空前絶後の人手不足なのか?
疑惑を持っている。

私はある週、あるハガキを心待ちにして
待っていた。

そのハガキが「インビテーションカード」で
あったためだ。

東京都のオフィス街を水曜日に出たハガキは
翌木曜日には、しっかりと我が町の隣町に
到着しているのを知人から確認したので

私は「そっか、翌日着は無理でも、その翌日
つまり金曜日には着くな」と胸算用をしていた。

招待状の実施日は土曜日午前中だったので
金曜日までには入手しておきたかったのだ。

それで、金曜日の夕方、郵便局さんに
電話してみた。

「すみませーん、今日の配達、もう終わって
しまいましたか?」って。

今は郵便局にもコールセンターっていう
ありがたい機関があって、お問い合わせが
出来ちゃうのだ!(拍手)

係のお姉さんが「今日の集配ですか?」と
聞いてくれて、担当者に聞いてみますと
おっしゃり、わざわざ確認してくれたが
「今日は既に帰宅しております」とのこと。

「働き方改革!」(←粗品氏のツッコミ風)

「えー!?マジでか!?」
と焦る私。

何でも、都内中央郵便局から出発した郵便は
県別に分けて、大きなエリアまでは一緒に
運ばれてくるらしい。

そこから枝分かれするそうだが、隣町までは
一緒に輸送されてきたみたいだ。

しかーし、これが金持ち町と貧乏町の違い。
金持ち町には人手が豊富にあるらしく
スムースに配達完了。

一方、我が町のシステムというのは
まずは当然ながら、速達やら書留やらの
とても大事な郵便物優先。

それを仕分けしたのち、普通郵便に着手
するそうだが、大量に「物」があると
配り切れないので、優先順位が落ちる代物
が出てくるっぽいんだな。

郵便屋さんの黒い鞄に入るだけってこと
のようだった。
言われてみれば、そうかもしれない。

それで、私は思った。

「そもそも行方不明なんじゃね?」と。

そしたら、ご親切にも郵便物を漁って
あるかどうかを教えてくれるっておっしゃる。

OH、神~~!!

ありがとね~!お手間をおかけするけど
土曜日の朝、家を出る時には持ってたい。
よろしく頼みます!と平身低頭。

朝の8時半には連絡しますと言われ、本当に
そのとおり、連絡を頂いた。
ナイス!我が町、郵便局!!

しかも「ありましたよ~!」と言われる。

グッドジョブだーー!!(大喜)

「午前の便で早かったら9時前に行けます」
とおっしゃるのでお待ちしたが

結局、それが到着したのは、その日の
18時だった。

終わった会の招待状を受け取る虚しさ。
(会には無事に行けましたので、念の為)

それで思った。

我が町は「人手不足」なのでは?疑惑を
持っている。

うーむ、確かに街は爺さん婆さんで溢れて
いるので、バイクに乗って、この炎天下に
集配できる若者はいないのかも・・・。

コールセンターの人が行間に「だって、
仕方ないじゃん!隣町は金持ってるけど
ウチはカツカツでやってんだよっ!」
っていう雰囲気を醸し出していたしな。
(応対はとても親切ざましたよ~!)

こういうとこにも「格差問題」が浮き彫り。

やっぱ、持たざる者はどこまでも哀しい。


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