miyamoto maru

本業がマーケティング系で、時事ニュースにおけるマーケティング戦略や市場構造を分析する記事を書いてます。アート系やエンタメの分析評論も。2019はいだてんの全話感想が目標。

大河「いだてん」の分析 【第30話の感想②】 “ラジオの歴史”とオリンピック

いだてん第30話の感想その2です。第30話では1930年ロサンゼルスオリンピックでの熱戦が繰り広げられたが、その競技結果を日本に放送する手段として“ラジオ放送”が描かれた。
“産ぶ声をあげたばかりのこの時代のラジオ放送”についてまとめておく。

※全話の感想書いてます。他の回の感想分析はこちら↓

1、ラジオの歴史は“NHKの歴史”

大河ドラマいだてんの放送局はNHKだが、NHKの前身はラジオ放

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大河「いだてん」の分析 【第30話の感想】 ロサンゼルスの嘉納治五郎“布教活動”

第30話「黄金狂時代」の感想と分析を書きとめます。物語の主題はロサンゼルスオリンピックの競泳のゆくえだが、この感想文ではそこにはあまり触れずにあらためて偉人、嘉納治五郎の動きに着目します。

※他の回の感想と分析はこちら↓

1、長期的ビジョンを持ち、着実に実現へ歩む男

ロサンゼルスオリンピックは1932年開催だから、日本代表がはじめてオリンピックに参加した1912年のストックホルムオリンピック

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大河「いだてん」の分析 【第29話の感想】 夢の原点、ロサンゼルスオリンピック

第29話は1932年ロサンゼルスオリンピックの回である。いだてんの中では6回目となるオリンピック(中止の1916年ベルリン含む)。今回も感想と分析を書き留めておきます。

※全話の感想分析を書いてます、他の回の感想分析はこちら↓

〜第29話「夢のカルフォルニア」のあらすじ〜
いよいよロサンゼルスオリンピックが開幕。日本水泳チームの総監督として現地に乗り込んだ田畑政治(阿部サダヲ)は、広大で美しい

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大河「いだてん」の分析 【第28話の感想】 1930年代の暗雲と、スポーツへの期待

第28話「走れ大地を」の感想と分析を書き留めます。満州事変が勃発し、五一五事件が起こる1930年代日本。スポーツ史を軸とするいだてんは、この時代背景の中で何を描こうとするのか。

※全話の感想をまとめてます。他の回の感想と分析はこちら↓

〜第28話のあらすじ〜
ロサンゼルスオリンピックが迫るなか、関東大震災からの復興に手ごたえを持つ東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形)は、東京にオリンピックを招致

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大河「いだてん」の分析 【第27話の感想】 落語演目“替り目”と、時代の“変わり目”

いだてん全話の感想を書いています。第26話は、サブタイトルが『替り目』。これはどういう意味なのか。ふたつの意味が込められていると読みとれます。分析と感想を書き留めます。

※他の回の感想分析はこちら↓

1、落語演目“替り目”とは

第2部昭和編になってから今回が3話目となるが、ここまでのサブタイトルは、25話が『時代は変る』(The Times They Are a-Changin’ ボブ・ディ

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大河「いだてん」の分析 【第26話の感想②】 1912-1928年の5つのオリンピックを簡単に振り返る。

第26話の舞台は1928年開催のアムステルダムオリンピックである。
1928年。
日本人が初出場した1912年のストックホルムから数えると、16年も経った。ずいぶん長い時間。
この16年のあいだに5つのオリンピックがあったので、ここらでオリンピックの歴史を振り返っておく。

※第26話の感想①(前編)はこちら↓

1、オリンピックを介して日本近代史を知る機会に。

「いだてん」はスポーツドラマでは

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