見出し画像

老け顔24歳、クマ取り(脱脂のみ)~オペ準備からオペ中~

ここまでの流れ

まだ20代前半なのにクマがひどく、老け顔疲れ顔に悩んでいた私。2院目のカウンセリングで納得がいき、家族が旅行に行く翌日辺りでの手術を希望していました。しかし、急遽カウンセリング当日のオペが決定。

一通り説明を受け、同意書にサイン。いよいよクマとおさらばかとちょっぴり緊張していました。

この頃11:45過ぎ。

オペ準備

待合

お支払いや同意書への記入が終わると、「オペ室が満室」とのことで、一旦待合で待機。「外に出てもいいですよ〜」とのことでしたが、すっぴんメガネだし、術前に飲食できないのでカフェに行ける訳でもないし、特に気乗りもせず院内でディズニープラスを見ながら待つことに。

洗顔

もっと待つのかと思いましたが、案外10分くらいで呼ばれ、顔を洗うところに。すっぴんなのにメイク落とし。タオルで拭いて、髪の毛をヘアバンドで止めます。

その後、オペ室に通されました。

術前写真記録・薬の説明/受け渡し

担当は看護師さん。正面、右、左から見たオペ前の状態を写真に撮られます。オペ後に必要なお薬(痛み止めの飲み薬と、抗菌剤の目薬)を渡され、説明を受けます。

ちょうどお薬をしまったくらいのタイミングで、先生が出現。

デザイン・マーキング

「今日やるんですね!勇気あるね〜」とのことで丁寧にマーキング。手鏡を持たせてもらい、説明を受けます。

・左右差があり、右の方が脂肪が多いから多めに取ります。
・窪まないように取りすぎないようにします。
・脂肪は3部屋に分かれているけれど、外側は脂肪の膨らみが目立たないので、取らないかもしれません。(見ながら調整します。)
・外側の脂肪を取ったとしても、内側の方が量を多く取ります。

こんな感じ。多少残っても取りすぎないようにというのは、カウンセリングの際の私からのリクエストです。きちんと控えていてくれました。

もう一度疑問点不安点を聞いてもらい、先生は他の患者さんのカウンセリング対応とのことで一度退出。オペの準備に入ります。

手術台へ

手術台に横たわり、ルートをとります。が、ワタクシ健康診断で看護師さんを悩ませる採血のしづらい血管の持ち主。特に利き手じゃない側の左は採血できた試しがありません。

生理食塩水をぶら下げた点滴台を看護師さんが左手側に持ってこようとしていたので、自己申告。

私、血管が出づらいので右の方がスムーズかと…

あら、そう?と実際に左腕を見ることもなく右に点滴セッティング、右から取ろうとしてくれましたが、

あーなるほど細い針に変えますねー

と。ありがとうございます。
おかげで何度も刺されることなく1発で仕留めてくれました。

点滴を打たれながら、指先にパルスオキシメーター装着。目元の清潔に入ります。消毒で拭き拭き。その後、目薬式の麻酔?をされます。瞳孔が開く薬だったのか眩しくてたまりません。その後、笑気麻酔用のチューブを鼻の下に装着。一通り終わりましたが先生はまだ現れず、看護師さんとお話しします。

お腹空きました〜何時ぐらいに始まりますかね〜

呑気です。
朝ごはん食べない民なので、オペ前の絶食はクリア。水分も水しか取らない民なのでそこもクリア。だからこんなにスムーズにオペに入れているのです。しかし人間なのでお腹も空きます。当日施術を希望する方がいたら、ぜひこの絶食とオペスケジュールをご参考に。この時12:15。看護師さんから衝撃の一言。

受付さんからXXさんがお腹空かせているって聞いてます〜お腹空きますよね〜

すみません。そこら中で腹が減った話をしまして。カウンセリング中にもお腹空いたって話してたんでした。

13時ごろには始められると思います〜手術自体は30分くらいの予定です。

とのこと。
そんな会話をしていたら思ったよりもだいぶ早く先生登場。

オペ開始

まず、先生から「これから始めていきますね」とあいさつを受けます。

麻酔

鼻に付けられた笑気麻酔を入れられます。その効果がわかる前に、静脈麻酔開始。点滴の管から、麻酔が入ってくるのですが血管痛がひどい。針が刺さっている肘裏から手の先の方向に薬が流れている部分が燃えているかのように痛くなり

え、こんなに麻酔が痛いの?

と思っていました。ビリビリする感覚が広がっていく感じ。

うわー、麻酔でこんなにいたいならオペ中どうなるんだろう。

そんな心配を本気でしていました。はい、その直後意識が飛んだようでその後の静脈麻酔が痛かった記憶は全くありませんwよかったw

術中に意識が戻った

人間が焼ける臭い。目の奥を金属の棒のようなもので挟まれている感覚。

ふと気が付くと、静脈麻酔の痛覚に関して脳内でいろいろと思考しているうちに意識がぶっ飛んだ私は、嗅いだことのない臭いと瞼の中をグリグリされる感覚に気付きます。そう、不幸なことにオペ中に意識が戻ったのです。

なぜかしばらく無駄に我慢しましたが痛い!それでも口は動くので自分で申告します。

痛いです…

誰も、患者の意識がしっかり戻っていることに驚く様子もなく、先生が静脈麻酔追加しましょうと指示出し。しばらくするとまた意識が飛びました。

だれも驚かないということは、よくあることなんでしょうね。術前に、「意識が戻って痛いという人がいますが術後は覚えていないです」と言われていたのですが、がっつり覚えています。「人間の焼ける臭い」という嗅覚の記憶がその他関連の記憶の手助けをしているのかもしれないですね。

オペ終了

次に意識が戻った時には、オペが終わっていました。
オペ室には、最初にいろいろ話していた看護師さんが1名だけ。

お疲れ様でした。帰れそうですか?

(いや、フラフラなんだが???普通に無理だが??)

と思い、素直に「無理だと思います」と申告。
では、もう少し休憩しましょうとのことで、少し起こしますねと手術台を起こしてもらい休むことに。

5分後くらいに看護師さんが、お水をもって戻ってきました。ついでにチョコレートもくれました。

お腹すきましたよね?

と。術後一発目の食事、チョコレートでいいんすねwと思いつつありがたくいただき、もう少し休憩。おそらく10~15分ほどうとうとし、もう一度帰れそうか尋ねられ、いけそうだったので帰れます。と。

そこで、これが取った脂肪です~とトレイにのった脂肪を見せてもらいました。左右3部屋分に分けて置いてあり、外側の脂肪は必要なければ取らないかもと言われていましたが、左右とも少しだけとっていました。
ちょっと感動。

そして、鏡を見せてもらいます。

シパシパ涙目ですが、クマがない新たな自分の顔

おーーーーー。

ちょうどよく先生再登場。脂肪をとって綺麗になりましたからねと先生。ダウンタイムは少し腫れて内出血も起こると思いますが、不安点があったらご連絡ください。と、お菓子をくれました

このクリニックは施術後に患者にお菓子をくれるんだな~

というのが感想です。そのまま帰ろうかなと思いましたが、トイレに行きたかったので、トイレを借りて帰りました。

待合で自撮りするのは恥ずかしかったので、トイレで術後初の自撮り。目がうるうるです。目の異物感があり、涙が勝手に出てきます。

術直後トイレにて(涙が出っぱなし)
ちょっと微笑んだくらいでこんなにシワシワになるペラペラな目下の皮膚

クマはなくなって、すっきりしたのですが、膨らんでいた部分がしぼんだため、しわが発生してぺらぺらした印象。(DT3週間後は全然マシになりました!追ってDTレポもします。)

ちょっと気になりますが、とりあえず帰ることにしました!

とは言っても、翌日から旅行に行く両親にバレたくないので、ホテル泊をすることに。翌日は私も普通に仕事(在宅勤務)があるので、翌朝帰りやすいように自宅から数駅のホテルを予約しました。

そんなこんなで、ようやくクリニックを出て帰路につきました。

が、まず出てすぐのサンマルクで抹茶ラテとチョコクロを購入。おやつタイムから始めることに。腹減りでした。特に、周りの人からじろじろ見られる雰囲気もなかったので、気にならない感じだったと思います。

ケーキ屋で保冷剤を調達

そして、デパ地下でケーキを買い保冷剤をもらい、ホテルに向かったのでした。

保冷剤は100均で買えばよかったのですが、せっかくなら一人お疲れ様会としてケーキもあったらうれしいのでね。あ、保冷材は患部を冷やす用です。2個くれました。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?