トップ　は　こいつーヘン　だな

長官　　は　あいつーヘン　で

大臣　　は　ばーむくーヘン　だから

三つ　あわせて　三頭ヘンあべ閣刑　だ

うわっ　こっちに来るな　ヘンなのが　うつる

言ってること　やってること　全てが　ヘン

もの凄い勢いで　増殖してるし

あー　気持ち悪い

うわ　やべーよ

上と下も　善と悪も　嘘と真も

ぜーんぶ　あべコべ　になってる

それでも　物理法則だけは　変わらずに

水は　上から下にしか　流れないから

上で　偉そうに　ふんぞり返ってる

一番どーしょもない連中が　水を　独占して

全然　流れて　こねーじゃねーか

報道も　ヘンになっちまって

どーでもいいようなことしか言わないし

皆が知りたいようなことは　

極々たまに　流れてきても

嘘ばっかりだ

みんな　こんな　ヘンな　世の中に　必死に適応しようとして

どんどん　ヘン　になっていく

皮肉なものだが

こうなってみると

日本人の　適応能力の高さが　完全に　アダ　となっている

恐るべき　あべコべ　の　三頭ヘンあべ閣刑

そんな　ところに　何か来たぞ

山から生まれた

山もっと太郎

何か　三頭ヘンあべ閣刑　に対して　免疫能力があるらしい

奴らと一緒にいても　何事もないかのように　正気でいられるなんて　

あり得ないんですけど

お　三頭ヘンあべ閣刑　に　戦いを挑んだぞ

お！　必殺技を繰り出した

牛歩？

👣・・・・・・👣

👣・・・・・・👣

？・・👣・・？？

！

うわ　やっぱり

全然　効果がない

やばい　どうなるんだろう

げっ！　逆に　奴らが

とんでもない化け物　連れてきたぞ

原発再稼働　

消費税増税　

特定秘密保護法　

公文書改竄　

統計偽装　

働き方改革関連法案　

出入国管理法改正案

テロ等準備罪

げ！　げ！　げ！

本当に　いたのか

ヤマタノオロチ

しかも　どんどん　頭の数　増えていってる

うわ！　どこ　逃げよう

逃げるっていっても

周り全部　海だし

更に　悪い事に

ヤマタノオロチに

何か　物凄い　究極の　頭が生えてきてる

太くて　堅そうで　黒光りしてる

憲法改正

もし　あんなもんに　目入れられて

自由自在に　動き出したら

もう　完全に　手に負えなくなるぞ

うん、　山もっと　が　準備体操して

物凄い　高速で　服を脱ぎだしたぞ

ひょっとしたら

ひょっとして

スーパーマン　なのか

本当に

♡スーパーマン♡　なの？　

地鳴りのような周りの歓声に包まれて

その勢い　そのままに

ヤマタノオロチ　

めがけて　

突進していく

オロチの頭に

呪文を唱えながら

メロリン　な お札 を貼り付けて

次々に　Q　していく

それらの頭は　もう　ピクリ　とも動かない

すごいぞ　メロリンQ

ただ　

あの格好で

あの動きで

あの声色で

あの表情で

あの呪文を

唱えるのは

ちょっと　俺には　無理だけど

でも　それを見ていて　俺には解ったんだ

彼が　

何故　奴らに　負けないのか

何故　奴らに　犯されないのか

それは

彼が　もっとヘン　だからだ

奴らなど　足元にも　及ばないほどに　ヘン　だからだ

しかし、奴らと　決定的に　異なるのは

それ以上の　圧倒的な　何かで

彼が　それを　コントロール　していることだ

自由自在に

さすが　山もっと太郎

オロチ　は　退治　したけれど

三頭ヘンあべ閣刑　は　まだ　無傷だ

どうする　山もっと

おもむろに　ゆっくりと　服を着だしたぞ

ネクタイまで締めてる

めずらしい

ポケットから　何か取り出した

新せん　な　グミ

みんなに　配ってるぞ

俺も一個　もらおう

色とりどりで　形もばらばら　で　不揃いで

とても　不味くて　苦い

苦しくて　死にそうだ　・・・・

高熱に犯されて

吐いたり　下したり

吐いたり　下したり

下したり　吐いたり

・・・・・・

どの位　たったんだろう

１週間？　１ヶ月？　１年？　３年？

もう苦しくて誰にも解らない

しかし　ある日

朝起きてみると

何事もなかったように

気分爽快になっている

今まで　味わったことのない　爽快さだ

まるで　生まれ変わったようだ

３頭ヘンの連中も　グミ　を　もらったみたいで

洗いざらい　毒を出し切って

心の底から　反省して

すっかり　心を入れ替えて

今では　生き生きと　している

これで　もう　誰にも　何も　害を及ぼすこともない

ふと　見上げた　東の空に　

沢山の　丸々と太った　白い鷲　が

何事もなかったかのように　

悠然と　飛んでいく

さあ　ここで　これから　始まるんだ

まだ　誰も　経験したことのない

新しい　ステージ　が

唯一　何も変わらぬ　

この青い空の下で