デジタルスタンプラリー「＃鉄道むすめ巡り2023」で訪ねたのは智頭急行さまの大原駅です。中国山地の山間に因幡街道の宿場町だった頃からの街並みの残る大原を少し歩いてみました。

大原駅前にやって来たのは美作共同バスさまのエルガワンステです。見たらわかる元山陽バスで、山陽時代は2641Bでした。
山陽での最後は南二見人工島の企業送迎に入っていましたが、巡り巡って作州の山間で再会することができました。

元神姫バスさまのバス停で元山陽バスが発車を待つ作州の山間。

現代的な高規格線とギャップがあるような気がする和風建築の智頭急行さまの大原駅。垂水からやって来て活躍しているバスが、そんな駅舎をバックに発車していきました。

大原駅の近くにはかつての神姫バスさまが岡山へ一般乗合路線を運行していた時の津山営業所大原車庫がありました。「居抜き」で製材所として使われていて、今もバス車庫の雰囲気が残されています。

大原は因幡街道の宿場町で、近世には北の智頭、南の平福とともに鳥取藩主が参勤交代で使う本陣が置かれていました。雨が降り始めましたが、雨に濡れた雰囲気も悪くありませんね。

大原からはさらに智頭急行さまの列車で北上することにしました。