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#035_日記 2024/3/4週


3/4(月)

 10時から15時までバイト。終わったあとは猫と一通り戯れてから、ずっと気にしつつ目をそらし続けていた家の掃除に取りかかる。ガスコンロをウタマロクリーナーでピカピカにした。ふう。ウタマロクリーナーの香りとボトルのあのフォルムがめっちゃ好き。
 夜は麻婆豆腐を作って食べた。冷蔵庫にあったえのきとニラと生姜と長ネギを無心でみじん切りにして投入した。初めて甜麺醤を入れてみたが、なんだか味に深みが出た気がして感動。

3/5(火)

 今日もバイト。バイト終わったらすぐ勉強するんだァ……!と思っていたのについ昼寝してしまった。
 夜は瀬尾まいこ『夜明けのすべて』の感想をnoteに書いたあと、勉強(資料の分析)をして就寝。『夜明けのすべて』は前評判通りすごく良くて、読み終わってから早く感想をまとめておきたいな、と思っていたので満足。

3/6(水)

 市立図書館に行って、本を借りる。1冊は目をつけていた勉強用の本で、残りの3冊はそのときに本棚にあった中で心惹かれた本。図書館は、内容別にきちんと分類された本が決められた場所に置いてあってなんだかほっとする。17時ごろになってもまだ外が明るくて驚いた。着々と季節が移り変わっているんだな。

3/7(木)

 目的なくテレビをつけてぽちぽちとチャンネルを回して、なんとなく『プレバト!!』でとめた。今日は俳句の回らしい。フルーツポンチの村上が永世名人になっていたとは知らなかった。
 フルポン村上と梅沢富美男が番組の2大俳句名人的立ち位置らしい。他の人の句に対する2人のコメントが、プロで添削者の夏井先生とほぼ同じポイントを突いていてすごい。ここまで押さえるところが分かって、自分でも詠めたらすごく楽しいだろうな~と思いながら見ていた。

 番組を見たあとに、フルポン村上が俳句について書いたコラムを見つけた。俳句の楽しみ方やネタの見つけ方などが書かれている。これが予想以上に良くて、この人は豊かな気づきや表現と一緒に過ごしているんだな、と感じた。

「ちょっといい」の見つけ方っていろいろあると思うんですけど、僕は「いいところランキング」を作って20位あたりのものを俳句のタネにしています。例えば、たい焼きのいいところを挙げていくと、「甘い」「美味しい」「あったかい」とかが上位にくるでしょうけど、だんだん考え込むようになって、20位くらいになると、「たい焼きを買った釣り銭を賽銭箱に投げたことがある」とか、「たい焼きがずらーっと並んでいるのが面白い」とか、かなり個人的な体験や感想に近づいてくるんです。そうすると普段は気付かないところ、人の気付かないところが現れて作品にも個性が出る。

https://www.andemagazine.jp/2023/05/18/appeal-of-haiku.html

3/9(土)

 3月はこれから忙しくなる、今日が唯一ほぼ何も予定がない日だ、頑張らねば……という思いとは裏腹に、アニメを見たり、スマホをいじったりして無為に過ごしてしまった。私は少し先の予定を見据えて前もって頑張るということができない人間なのだ。
 夜は少しだけ勉強して、そのあと大学時代の友人と久しぶりにビデオ通話をした。元気そうでなによりだった。

3/10(日)

 友人のバレエの舞台を見に行く。バレエにほぼ接してこなかった人生なので気の利いたコメントはできないが、振り付けのアレンジやきらびやかな衣装、そして堂々としなやかに踊るダンサーの姿に胸が躍った。
 会場に行くのにはバスを使った。初めて乗る路線のバスを使うときは目的地に到着できるか不安になるけど、わくわくもする。

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