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東京都現代美術館のリニューアルオープンが嬉しすぎた話

ちょっとnoteから離れていたのですが、リニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館があまりにも良すぎたので久々に更新です。

私が美術館を訪れたのはオープン初日の3月29日。
閉館から約3年、この日をどれだけ心待ちにしていたことか・・・!
初日は入場無料なこともあり、平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。
春休みだったからか、子ども連れの方も多かったように思います。
子どもが多い美術館、最高。

企画展「100年の編み手たち」、コレクション展「MOTコレクション ただいま / はじめまして」いずれも美術館の所蔵品のみで構成された展覧会は作品の密度が高く、展示室から溢れんばかり。
何度でも言いますが、美術館の要はコレクションだと思っているので、持っているものを可能な限り見てもらいたい!という気合いの入った展示に、美術館の本気を見て取れたのが大変嬉しかったのですが、その反面、あまりのボリュームに全てを観きることができず。。
年パス購入したので近々再訪します。
※ちなみに年パス、以前あった友の会とは仕組みが変わったようで、年度毎に切り替えになります。今年のパスポートはリニューアル記念の特別デザイン。コレクション展無料、企画展は4回まで無料です(5回目以降は半額)。なくなり次第販売終了とのことなので、早めの購入がおすすめ。

さて、今回のリニューアルでは展示だけではなく設備的にも楽しみにしていたんですが、これが期待以上でした。
乳幼児連れ的な視点で見て、良い!と思ったポイントを3つ。

地下レストラン「100本のスプーン」
子連れに優しいレストランとして有名な「100本のスプーン」が都現美にオープンすると知った時は結構テンション上がりました。これは噂通り、期待を裏切らない使い勝手の良さ!
離乳食が始まると、お出かけのハードルがちょっと上がると思うんですが、この離乳食が無料、しかも初期・中期・後期から選べるのが嬉しい。
お出かけの度にお弁当持参&食べる場所の確保は正直大変だったので、この手間が省けるのは本当にありがたいです。
現在息子はほぼ完了期ではありますが、まだまだ大人と同じメニューというわけにはいかないので後期メニューを頂いてきました。おかわりまで要求されたので、さぞ美味しかったに違いない・・・

こどもとしょしつ
図書室脇に、小さな子ども向けの部屋ができていました。
ここにある本は全て、現代美術に関する絵本やアーティストが手がけたものばかり。
美術館HPによると、
・当館の収蔵作家を中心とする現代美術家がたずさわった本
・当館開催の展覧会に関連したこども向けの本
・現代美術や展覧会に親しむきっかけとなるような本
をコンセプトに蔵書しているとのこと。
これ、私が子ども向けに美術系の本を購入するときのポイントとほとんど一緒。
ということで、ラインナップが持ってる本やこれから買おうと思ってる本ばかり・・・!
図書室なのに、物欲が刺激されて非常に危険な場所でもありました。苦笑
本の貸し出しはできませんが、子どもとのちょっと休憩、にもぴったりな空間だと思います。

スタイリッシュな貸出バギー
基本的にはベビーカーで出かけることが多く、美術館でバギーを借りることはあまりないんですが、これは一目見た途端「借りたい!」と思わせる格好良さ。
調べたらCRIOというブランドのものでした。
こういう骨太な感じのバギー、乗り心地は良さそうだけど重さとか置き場所とか気になって自分で購入することはまず無さそうなので、なおのこと使ってみたい欲が・・・
写真だと映ってないんですが、反対側にばっちりMOTのロゴが入ってます。
こういう、細かいところにとても弱い私。笑

他にも、授乳室が2フロアに設置されているという余裕っぷりや、全フロア多目的トイレ完備等、至れり尽くせりな感じなので、子どもと一緒でも丸一日快適に過ごせること間違いなしです。というか、これは丸一日いたくなる。

駅から遠いということを抜きにしても、何度でも通いたくなる大好きな美術館。
本当に、心の底から「おかえりなさい!」という気持ちです。
あ〜もはや近くに住みたい!

東京都現代美術館

だいぶ更新が滞っていましたが、オススメしたい美術館、アートな絵本、
まだまだたくさんあるので、少しずつ時間を見つけて更新できればと思います。

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