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国立西洋美術館

赤ちゃん連れおすすめ度 ★★★

ここがおすすめ!
・見ごたえたっぷり、ゆったり観られる常設展
・非公式だけど授乳室あり

ここはとにかく「常設展」がオススメです。
もちろん企画展も素晴らしいのですが、人気の大型展だと週末は混雑も予想されるので、初めての乳幼児連れ鑑賞だと少々気を使ってしまうかもしれません。それに比べて常設展は人も少なく、展示室もゆったりしていてベビーカーでも鑑賞しやすいと思います。
何より、収蔵作品が素晴らしいので何度行っても飽きない!
個人的には「コレクションは美術館の要」だと思っているので、ぜひこちらを目当てに訪れて欲しい美術館です。

上記のような理由もあり、数え切れないくらい訪れている定番美術館なのですが、乳幼児連れだとやはり事情が変わります。

この時は企画展(「ミケランジェロと理想の身体」展(9/24まで開催中))も合わせて鑑賞したのですが、展示室で息子がぐずった時、秒で係の方が飛んで来ました(笑)
前回のちひろ美術館・東京とは大違いだ…!

国立西洋美術館は「乳幼児連れの入場制限はしないけど、他のお客様に迷惑にならないように」というのが基本姿勢です。HPにもその旨が記載されてます。
おそらくほとんどの美術館がそうだとは思いますが、あまりのスピード感にちょっとびっくり。。
とはいえ、注意されたりするわけではなく、休憩スペースや授乳室を案内され、やんわりと一時退室を促された感じです。

授乳室について。
実は公式の情報では、この美術館には授乳室はないことになってます。
退出を促された時、授乳室の単語が出て「あれ?」と思いましたが、せっかくなので利用を申し出たところ、展示室を出てバックヤードの一室に案内してくださいました。
ベッドとソファのある部屋で、授乳室のみの用途ではなさそうな雰囲気。
こちらを使わせていただくのは最終手段にした方がいいのかも?
それでも、いざとなったら授乳できる場所がある、とわかっているだけでも安心感があります。

企画展の展示室については、ちょっと注意が。
企画展会場は基本的に地下2階→地下1階→地下2階、という順路となるので、ベビーカーだとエレベーター利用が必須です。が、エレベーター利用の際に会場内を横切ったり戻ったりする必要がどうしても出てきてしまうので、導線を意識した鑑賞はちょっと難しいかもしれません。
私は途中でよくわからなくなったので導線は無視しました。観られればそれでよし…

授乳室で休憩できたおかげで息子の機嫌も直り、展示室に戻ったら再び係の方が来たので「今度は何事か?!」とびくびくしていたら「ご機嫌直ったみたいでよかったですねー!」と声をかけられて拍子抜け。
退室したときから子どものことを気にかけてくださっていたようです。

基本的に係の方は皆さんとても親切で優しいので、たとえぐずってしまっても身構えなくて大丈夫。
安心して鑑賞できる美術館だと思います。

国立西洋美術館

主な設備
全館バリアフリー、ベビーカー持ち込み可(混雑時は要確認)、オムツ替えシート、授乳室(に準ずる設備)

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