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僕らの現在地

2018シーズンのベガルタ仙台のサッカーを振り返っていきます。なおツイートに飛ぶところが随所にあるため、スマートフォンのツイッターアプリから開いていただいたのであれば、Safariで開き直して読んでいただいた方が楽かと思います。

○2018シーズンの流れ

2017年。この年は渡邉晋監督率いるベガルタ仙台の目指す先、俗に言う仙台スタイルの方向性を明示する年となり、ルヴァン杯準決勝ではこの年のJリーグ覇者川崎相手に、互いに自分たちの色を出した全力の戦いをすることができた。

2018年1月13日。この日2018シーズン新加入選手記者会見があった。Be Strong 〜興せ『シン』の力を〜。監督は力強い声で自分の確固たる信念を貫き、勝利を目指すという決意を語り、その言葉で新シーズンへの期待がさらに高まった。

第1〜15節

2月25日。ついにベガルタ仙台の2018年シーズンが幕を開け、4年連続の開幕戦完封勝利という形でこの試合を飾った。続く味スタでの初AURAも経るとその後も順調に勝ち点を重ね、8節川崎戦終了時点で2位。以降はなかなか調子に乗れなかったものの、15節鹿島にアウェイで勝ち、7位でワールドカップ中断を迎える。

第16〜25節

まず忘れてはいけないのはその前にあったルヴァン杯のプレーオフ湘南。アウェイで何もできず0-3の敗戦。ホームでは全力を出し切ったものの一点に泣き、前年ベスト4だったチームは敗退した。
そして約2ヶ月ぶりにJ1リーグが再開。2-8というスコアで出鼻を挫かれる。その後も大変な試合が続いたが、西村が目の覚めるような活躍を見せ、24節川崎戦までを4勝1分4敗で乗り切る。その彼は24節の試合後、CSKAモスクワへ移籍することが決定。25節清水戦をATの劇的な勝ち越しという形で勝利し、笑顔で西村を送り出すことができた。

第26〜34節

苦しい試合が続いた。30節鳥栖戦まで、流れからの仙台の選手の得点は0。OGが2つとセットプレーが4つというのがその期間の得点の内訳だ。
鳥栖戦の後には天皇杯準決勝進出をかけた磐田戦があった。苦しみ抜いた末、PK戦までもつれ込み勝利した。
そこからは4試合をかけて徐々に回復。ジャーメインや椎橋の台頭もあり、仙台らしさを取り戻していき、13勝6分15敗の10位でリーグ戦を終えた。

みちのくダービー

上記の通り、天皇杯準々決勝磐田戦に勝利し、準決勝を戦うことに。相手は芋煮は醤油の山形県のチーム、モンテディオ山形だった。試合は形こそやや変えたものの仙台が積み重ねてきたものを示し、電光石火の2得点。形を変えた悪影響が出たか1失点食らうも、すぐさま1点を追加し、最終的には3-2というスコアで初の決勝進出を決めた。

最終決戦

天皇杯決勝、相手は浦和レッズだった。選手もサポーターも自信と勇気を持って闘った。今年1年を戦ったベガルタ仙台の全てを出し切った。結果は負け。試合は希望を持てる内容だった。それでも結果が全て。今年はこんな試合がたくさんあった。これが現在の仙台の立ち位置だった。

○仙台スタイルを振り返る

〜そもそも仙台スタイルとは〜

ピッチ内の相手がいないスペースに立ち位置を取りボールを保持する

こんなところです。

相手のいない空間に立ち位置を取ることは、「相手が寄せるのに時間がかかる=仙台がボールを取られずらくなる」ということにつながります。
そしてボールを保持することの究極のメリットとして、「相手はボールを扱えない=シュートを打たれない=仙台が失点しない」があります。しかし90分間保持し続けることは不可能です。なので奪われた時のこともボールを保持しながら考えておく必要があります。

〜仙台の色〜

冒頭にも書いた通り、仙台は2017年から本格的にこのサッカーを始めました。2017年はスタイルの明確化ということで、ボール保持を念頭に置き、相手ありきというよりかは、自分たちの色を濃くしていくシーズンだったかなと私は思っています。
そして来たる2018年は"色を出しつつ結果に結びつける"。これを個人的な今年の仙台のテーマとし、試合を1年間見てきました。
チームの目標の一つであったカップ戦ファイナリストという目的は達成したものの、優勝、タイトルまではあと一歩届かず、リーグ戦5位以内という目標も達成できなかったため、私は「結果に結びつける」ことはできなかったと解釈しています。
ですが、もう一つの「色を出すこと」これは概ねできたかなーと。27節ホーム東京戦あたりから30節のホーム鳥栖戦までのトンネル期間こそありましたが、多くの試合で立ち位置を意識しながら、ある程度ボールを保持することができました。 また、相手がスペースやボールを落ち着いて持てる時間を消してきても、自分たちでボールも動かし、相手を錯乱することで時間や空間を回復することもしばしば。以下は今シーズンの仙台が立ち位置で相手をメタメタにするシーン集です。

繰り返すようですが、今季の仙台はこのように、多くの試合で自陣からボールを動かしながら敵陣に入り、相手の陣形を崩すことができました。

〜仙台対策〜

ただ「多くの試合で」という言葉を使ったように、楽に前進することができなかった試合やシーンがあったことも確かです。

これは終盤の対戦相手が取ってきた仙台の前進を阻むための戦術の大枠です。
このような策をとった相手は大岩に自由にボールを持たせることで、中盤で仙台の選手を捕まえ、自由にボールを触らせないような1vs1の状況を作ることに集中することができました。大岩の主なパスコースは左右のCBか相手の最終ラインの背後のスペースです。左右のCBはすでに相手にマークされているため、出しても正確に落ち着いてボールを中盤に運ぶことが難しい。となると残るは最終ラインの背後へ、通る確率の低いロングボールに頼るしかなくなり、結果として理想としているボール保持を放棄する形になってしまうのです。

〜415/対策の上をいけ〜

天皇杯の準決勝・決勝ではその対策として、ボランチの選手を最終ラインに落としてビルドアップ(ゴールキックなどでオンプレーになってからクロスなりシュートなり攻撃を完結するまで。の意)を安定させる策をとっていました。
以下は山形戦で見せた素晴らしいビルドアップです。

椎橋が下がって4-1-5の陣形。
矢島に対して山形の右ボランチがプレッシャー。

山形は平岡に渡ったタイミングで左ボランチへ矢島のマークを受け渡す。

CB大岩にパスが渡ると山形はそのまま前プレス。

矢島が山形の左ボランチを引きつけていたことでこのスペースが空いた。平岡が野津田へワンタッチではたく。

野津田からマークを振り切った矢島へ。山形が全体的に画面手前側に寄っていたため、左には広大なスペース。そこを使って前進。

コンビネーションから中野が相手を振り切りクロス。攻撃を完結することができた。

決勝浦和戦もこの形にシュミットダニエルを加えながら何度も相手のプレスを無効化していました。

しかしこのシステム=415には致命的な弱点があります。それはすなわち中盤が「1」しかいないこと。山形戦の2失点目もこの影響によるものです。

415の状態でプレッシャーをかけられる。コースが消えてシュミットはロングボールを選択。

ロングボールの落下点に野津田が入るも、競り負けてしまう。画面真ん中の赤い箱、中盤には仙台の選手は全くいない。

ロングボールを跳ね返した山形。そのスカスカの赤のスペースで山形の選手がボールを触る。椎橋はその対応に急ぐも、背後にスペースを作る結果となってしまう。

その仙台の最終ライン背後のスペースにボールが入り、GKと1vs1。冷静にループシュートを沈められた。

ということでこの415は攻撃時は噛み合えば絶大な効果を発揮し、奪われた瞬間大ピンチの両極端なシステムであるということがわかっていただけだかと思います。
ただ、この2試合で相手がプレスをかけてきておらず、3枚でも回せる状態でも4枚にしてしまい、中盤の枚数勝負で負けてしまうというシーンがありました。
そして、このシステムでビルドアップを行う上で不可欠な、相手を釣り出して生まれた中盤のスペースに入りゴールに近づける選手=野津田も来季は仙台でプレーしないことも決定しました。
そのため、このシステムへの変換を来季オプションの一つとするためには、状況の判断力やスペースを認知する力をチーム全体で向上させ、あわよくば野津田の役割ができる選手の補強(松下がどのようなプレーができる選手なのかは現状わからない…)が必要になってくるのではないでしょうか。
また、目一杯ピッチの横幅を使いたいのであれば、サイドでプレーする選手の利き足が外側にあり、なおかつ逆サイドへの展開もできる方が好ましいというのが私の考えです。この考えからいくと415になった際に左SBのポジションを取ることになる3バックの左のCBは左利きである方が良いということになります。その点、私は展開力も兼ね備える常田の来季のさらなる飛躍に期待しています。

〜ラスト30mのデザイン〜

ここまでは最終ライン〜中盤(=30mより前)のゾーンでの仙台の戦い方、いかにボールを前進させるための仕組みが整備されているかの話をしてきました。ここからはサッカーの勝敗を分けると言われるラスト30mの話をしていきます。

果たして仙台はこのエリアをどのようにデザインすることでゴールを挙げてきたのでしょうか。
今回は今シーズンの仙台の流れの中から生まれた全得点の第二アシスト(第一アシストの前のパス)第一アシスト(ゴールの前のパス)が記録された場所をフィールドの図上に示しました。それぞれのアシストの傾向=得点の傾向を知ることは、仙台がどのようにラスト30mをデザインしてるかを知ることにつながると言えるでしょう。
なおここからはピッチ上の位置をより正確に伝えるため以下のようにピッチを区分しました。例えば黄色のエリアを示す場合は5-2に、青のエリアを示す場合は4-3といったようにエリアを示していきます。

ちなみに第二アシスト、第一アシストについてはこちらで詳しく解説されたものを翻訳しました。内容を超ざっくり言うと
「第二アシストはゴールへ向かうためのスイッチとなるパス」
「欧州第一線のチームはペナルティーエリアの角(6-2,4)で最も多く第一アシストを記録している。」
「同チームは5-2,4で最も多く第二アシストを記録している。」

「よって5-2,4からペナ角に入れれば高確率で点が生まれると言える。」
「翻って考えればそのエリアを守れば失点は減るだろう。」

こんなところです。さて、これを踏まえてベガルタ仙台の攻守におけるラスト30mのデザインについての話をしていきたいと思います。

まず、こちらが今シーズン、ベガルタ仙台がリーグ戦、ルヴァン、天皇杯で記録した38の第二アシスト(赤点)と45の第一アシスト(青点)を記録したものになります。
(点の下にある数字はそのアシストが記録された試合の節数-そのアシストを記録した選手の背番号です。 例 リーグ開幕戦で板倉のゴールをアシストした古林の場合→青点 1-29)

〜最も得点に絡んだ選手とは〜

選手別にどれだけ第一・第二アシストを記録したのかを見ていきます。

平岡はCBの中で最も多い合計3つのアシストを記録しました。昨シーズンまでは堅実な守備が彼の武器でしたが、今シーズン、攻撃参加という武器も備え、32歳ながら進化を見せてくれました。

左右のウイングバックで多く得点に関与したのは中野と蜂須賀でした。彼らが両アシストを記録した位置を見てみます。

まず下に2つ、蜂須賀の第一アシストがありますが、これはA湘南戦、A柏戦の西村の独走ゴールをアシストしたものです。この位置からのパスでもゴールに繋げてしまう西村、恐ろしい…
そして蜂須賀は中野に比べ大外のレーンでの第二アシストの数が多い結果に。単調にクロスを上げるのでなく、周りとのコンビネーションも意識していると言えるでしょう。ちなみに古林は第二アシストが一つもなかったため、時間をかけずにクロスを上げるという特徴があるとも言えます。
中野は今シーズンWBだけでなくIHとしてもプレーしたため左右のサイドで両アシストを記録しました。彼は中に切り込むプレーの印象が強いですが、思ったよりも内レーン(5-2,4、6-2,4)での数が少なく、6-2のものもH清水戦の石原のゴールをお膳立てしたヘディングでの折り返しということで、切り込んでもあまり得点に繋がらないという結果になりました。(2018年12月28日札幌への移籍が決定。もし札幌サポの方でこれを読んで頂ける方がいれば、この点を知っておいて欲しいところではあります。中野をよろしくお願いします。)

セントラルの3人は飛ばしてSS(=シャドーストライカー)の話をします。第二アシストが最も多かったのは野津田でした。第一アシストの数はそこまででもないので、バックラインでの組み立て(CB+椎橋など)と攻撃陣をつなぐ役割を担っていたと言えます。(12月20日に広島へのレンタルバックが決定しました。広島でも力をつけていつかは日の丸を背負う選手になってほしい。)
そしてジャーメイン良。ここまでゴールに絡んでいたとは…ちなみにゴール数+両アシストでのランキングでは彼はチーム内2位(1位は計15ゴール取った西村)となりました。

こちらがジャメのアシストマップです。まさに神出鬼没。ゴール近くならどこからでも点に絡んできます。6-4では3つの第一アシストを記録しており、A鳥栖戦、天皇杯草津戦ではディフェンスラインの裏に自慢のスピードで抜け出し、最も得点に近いエリアのペナ角から西村のゴールのアシストしました。天皇杯決勝では浦和の阿部や槙野の完璧な対応で自分のプレーをできませんでした。来季は彼らを打ち負かすようなさらなる成長を、そしていつの日かの欧州移籍を心待ちにしています。

〜最も得点に繋がったエリアとは〜

次にそれぞれのエリアでどれほどの両アシストが記録されたのかを見ていきます。

(12.27追記) fukuharaせんせーがヒートマップ作ってくれました。わかりやすくなった!感謝!

第二アシストは全体的に幅広く分布した印象です。最も多く記録されたのはペナルティーエリアの内側の右のハーフスペース=5-4のエリアでした。上に書いたような戦術の最先端、欧州のクラブと同じような数字が出たということですね。

ゴールに直接繋がる第一アシストは5と6の全エリアで記録されました。最も多かったのはペナルティーエリアの外側で1番ゴールに近い5-3と同エリアの右角6-4、そして右大外6-5でそれぞれ6本という結果に。左大外の深いエリア=6-1は、逆サイドの6-5と比べて半分の3本で、これは左サイドを深くえぐってクロスを入れる選手が右の蜂須賀古林に比べていなかったということになります。17シーズンほどのクロスの切れ味が見られなかった永戸には、来シーズンこそ本領を発揮して欲しいところです。

〜ラスト30mの課題〜

さてベガルタ仙台はラスト30mをしっかりデザイン、設計しているのかという話に戻ります。結論から言うと

「デザインしてるが不十分である

というのが私の考えです。

ずばりデザインしている部分はクロスが上げる際の立ち位置。仙台はクロスを上げる際、以下のような立ち位置を取っています。

(緑線はその後のボールの動き)
昨年はクロスを上げる際は逆サイドのWBはそのまま外に居続けるというのが主でした。しかし今年は逆サイドのWBはファーに入り、FWと3角形を作るように設計されてました。

では不十分ではないと言った原因はなんでしょう。それは
・攻撃の最終地点が大外であること
・ペナルティーエリア内に入る術を持っていないからこと

この2つです。
(攻撃の最終地点=第一アシストのためにボールを運ぶ場所

①後方からの組み立て→②中盤で相手のプレスを掻い潜る −–ラスト30mに侵入→③攻撃の最終地点

②→③の流れを確認するため、第二アシスト、第一アシストを結んでみました。多くの線が外側に流れていくことがわかると思います。

攻撃の最終地点が大外にあることのメリットとデメリットを整理してみます。

メリット
大外は中央・ゴールから遠い
→大外でボールを失っても即座にカウンターを浴びにくい
→仙台はボールを失ってから敵に瞬時にプレスをかける(ゲーゲンプレス)わけではないので、撤退するまでの時間を稼ぐことができる

デメリット
大外は中央・ゴールから遠い
→得点の確率が低い

「クロスを上げる際の立ち位置はデザインしてる」という話をしましたが、これはデメリットである低い得点の確率を上げるためのものになります。
ただ翻訳した記事で言った通り、大外からのクロスをデザインしても、依然ペナ角のゴールにつながる確率には勝てないのです。
現に天皇杯決勝浦和戦では21本のクロスを大外からあげましたが通ったのは4本。うちシュートにつながったものはたったの2本効率が悪いのです。

仙台は今季11の第一アシストがペナ角で記録されましたが、どのような経路でそこへ侵入したのかを見てみます。

外側からクロスを送った結果、ペナ角で第一アシストが記録されたもの(=クロスの折り返しなど)と外側から独力ドリブルで侵入したものがピンクの線。その他が青線となります。

青線はたったの3本。しかも5-3から6-2へのパスはA清水戦の阿部のゴールで、野津田のミドルシュートのうち損ねが結果的にそのゾーンに入ったものです。そのためペナ角に入れるべくして送ったパスはたったの2本。ペナルティーエリア内に入る術を持たなかったため、シュートも打たずに同エリアの外側でボールが行ったり来たりなんてシーンも数多くありました。

ちなみにリーグでの総得点数1位、今季5度の対戦で計17失点した横浜Fマリノスは外からクロスを上げず、ペナ角への侵入を徹底していました。

欧州で仙台と似たようなサッカーをするアヤックスも徹底的にペナ角への侵入を心がけています。

〜ペナルティーエリア内に侵入する術〜

これを持てなかったのが今季の仙台で、これを持つことができるかが来季重要になってきます。

点を取るため、フィニッシュの局面では選手のクオリティーがモノを言うというのは確かです。しかし西村がいなくなった今、個で違いをつけることのできる選手はハモンロペスぐらいでしょうか(ジャメ覚醒待ち)(これを書いてる12月26日時点で前線の補強がどうなるかはわからない)。なので個が無いから、チームにお金がないから点が取れないなど無様な自虐ネタをサポーターが言わないようなペナ角侵入戦略を持つことを来季は期待しています。

○駄文

さてどれくらいの人がこの文までたどり着いたんでしょうか。書き始めた時はわかりやすくコンパクトにしようと思ってたんですが、こんな長ったらしい文章に。読んでいただきありがとうございました。もうちょっとだけお付き合いください。

タイトルにある、現在地という言葉は天皇杯決勝戦埼スタの帰路、0-1という結果と内容を受けて僕にずっとつきまとってた言葉です。あんなに素晴らしい内容をしたのに、本当に楽しくサッカーできてたのになぜ勝てなかったのか。僕らに足りなかったものは一体なんだったのか。この結果が今の仙台の現在地なのかと。

今回、この疑問を解消するため、第一アシストと第二アシストの場所を特定し、現在の仙台のサッカーの再確認につとめました。

一方で守備の方はというと課題山積みです。まとめるのがかなり大変そうなのでまたいつかなんかするかも。

幸せなことにこのチームにはまだまだ伸びしろがあります。強くなれる余地があるのです。来年、より強くなった仙台を見るのが楽しみで仕方ありません。そしてその彼らが僕らをもう一度決勝戦、優勝争いの舞台に導き、彼らの努力がタイトルという形で報われてほしいと強く思います。

○付録

得点の概要

全67失点のうち記録された29の第二アシストと41の第一アシスト

以上。

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