#138/「ブルース」について初心者の方向けに解説!
こんにちは。
ベース講師の星野徹です。
今日は、
「ブルース」について
初心者の方向けに解説!
という内容のコラムになります。
JAZZのセッションでは、よく
ブルースが演奏されます。
「ブルース」って
言葉くらいは聞いたこと
ありませんか?
ただ、これってとても
幅広く使われている言葉で
かつ、かなり抽象的だったりします。
なので、僕のメルマガや
Youtubeで言ってる「ブルース」は
こういうものをいうよ
というのをお伝えします。
ブルースとは?
ブルースとは、
JAZZのセッションでよく演奏される、
"コード進行の種類"のことです。
コードとは、
「Cm7」「G7」「A7」など、
アルファベットと数字で書かれた
音楽の譜面上で用いられる記号
のことをいうのですが
Gm7→C7→F
とか
F→G→Em→Am
とか
この記号がこういくつか
並んでる流れを「コード進行」
といいます。
ロック、ポップス、JAZZ、演歌、アニソン
などなんでもいいですが、
世の中のあらゆる楽曲は
このコード進行をもとに
曲が作られています。
ブルースというのは、
その進行の中のひとつの
種類というものと捉えてください。
具体的には、こちら
がブルース(ブルースの進行)
です。
JAZZの世界では、この
「ブルース」の進行で奏でられている
曲がいっぱいあって、
これからご紹介しする3曲、コード
のうえに乗っているメロディは違うのですが、
進行はこのFのブルース進行なんです。
ということでブルースの曲を3曲ご紹介します。
ぜひ実際に聴いてみて
「メロディは違うけど
雰囲気は似ているなあ」
という感じを体感してみてください。
ブルースの曲ご紹介
【1】Bag`s Groove
1曲目は、Bag`s Grooveという曲。
トランペッターマイルスデイビス氏の演奏が
印象的なナンバーでとてもクールな感じ
がかっこいい雰囲気の曲です。
【2】Now`s the time
2曲目は、Now`s the timeという曲
- アルトサックスのチャーリーパーカー氏の
演奏が印象的な曲で、
これも先程のマイルスデイビス氏の演奏とは
また違ったクールでハッピーな印象の曲です。
【3】Billie’s Bounce
こちらも先程ご紹介した
チャーリーパーカー氏の演奏です。
速い八分音符の旋律が印象的で、
先の2曲とはまた違う雰囲気なんですけど、
やはり、こちらのブルースの進行で
奏でられてる曲なので、
聞き比べて雰囲気の違い、感じてみてください。
今回ご紹介した3曲、コード
の上に乗っているメロディは違うのですが、
進行は以下のFのブルース進行なんですね。
F7 /B♭7/F7/ F7/
B♭7/B♭7/F7/Am7 D7
Gm7/C7/F7 D7/Gm7 C7
※曲によって少しだけ
進行が異なる箇所があったしますが。
ロックやポップスでは
こうした常識はあり得ませんが、
ジャズだとよくある
ルールみたいなものですので、
ぜひ聴いてみて、視野を広げて
いただければ幸いです^^
ということで本日は、
「ブルース」について初心者の方向けに解説!
という内容でコラムをお届けしました。
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