ウォシュレット✕介護
トイレのウォシュレットの普及率。
「内閣府が2018年3月にまとめた消費動向調査によると、2人以上世帯の家庭の温水洗浄便座普及率は80.2%。100世帯当たりの普及台数は113台となった。」
と、かなりの家でウォシュレットが使われていることが分かります。
ウォシュレットを使う理由も個々様々だと思いますが、その一つには、「介護」で使っている方もいると思います。
排泄後の処理がしやすい、清潔が保てる、など。
しかし、自宅や店舗に限らず、ウォシュレットの「落とし穴」、「知ってた?」って言う項目があります。(知っている人には当たり前やん、と言われそうですが笑)
それはどんなことかと言うと、
①センサーの感知が悪い。
これは、ウォシュレットのメーカーが出している取扱説明書です。
ここに書いているように、壁や天井のクロスが黒い色の場合、赤外線の光が黒色に吸収されてしまい上手く反応しない場合があります。
また、着座センサーに関しても、黒っぽい服を着ていると反応がしづらい場合もあります。
そう考えると、黒色って…って思いますよね笑
②直射日光が当たっていると反応しづらい。
この項目も、「マジでかっ?!」って感じじゃないですか?( ˊᵕˋ ;)💦
これは、直射日光によって赤外線が感知しにくくなるそうで、他に、部屋の温度が上がることによっても同様の症状が見られます。
また、これも以外と思われるかもしれませんが、露出の少ない服を着ている時も、感知されにくい、ということです。
「嘘やん!」って感じですが、衣服の生地は周りの温度と合わせようとするらしいので、やはり、感知がされにくい場合があります。
※
介護で、使用されているウォシュレットは、施設では、壁のクロスなどが黒色というのは皆無に近いと思いますが、在宅ではありえます。
実際にあったのは、壁のクロスはヒョウ柄で、天井が黒。
で、「ウォシュレットの感知が悪いから見に来てほしい」と依頼がきました。
利用者の趣味ではなく、同居する家族の趣味、意向によって、壁のクロスなどの柄が決められている場合もあります。
ですので、介護に限らずですが、ウォシュレットを導入する際には、是非この記事を参考にして頂ければ嬉しいです。
by inochi
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