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2019年に読んだ本 91冊

2019年もたくさんの本を読むことができました。
今年の振り返りも兼ねて、読んだ本をリストアップしたいと思います。

カテゴリをざっくりと分けときました(カテゴリ分けって難しい)。
● デザイン
● ビジネス
● テクノロジー
● 組織マネジメント / プロジェクトマネジメント
● 人文・思想
● 政治・社会
● アート・建築
● 小説
● その他

※ おすすめ本の紹介は別途noteで書こうかと

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2018年に読んだ本 80冊

2018年に読んだ本 80冊

年が明けてしまいましたが、振り返りの意味も込めて、2018年に読んだ本をまとめてみたいと思います。

なんとなくですが、カテゴリ分けをしています。

- デザイン関連
- PM/ディレクション関連
- 思考法・発想法関連
- マネジメント・組織関連
- 戦略・ブランディング・マーケティング関連
- 経済・会計・金融関連
- 哲学・心理学・経済学関連
- 小説・自己啓発・その他

また、★がつ

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【読んだ本】 マネジメントの基礎理論/海老原嗣生

【読んだ本】 マネジメントの基礎理論/海老原嗣生

この本を一言で言うと...マネジメントの基本的理論から、実践に役立つ手法を抜き出し整理した本

読むべき人は...① マネジメント初心者

② マネジメント経験者だが、経験や勘に頼っている人

③ マネジメント理論をつまみ食いしているだけで、体系的に整理できていない人

読んで学んだことは...① 個人のマネジメントのポイントは「内発的動機を高める」

● 個人のやる気の源は「衛生要因(外部誘因)

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【読んだ本】 デザイン思考の先を行くもの

【読んだ本】 デザイン思考の先を行くもの

この本を一言で言うと...0→1を生み出すための思考法が学べる本

読んで学んだことは...① デザイン思考は0→1に不向き

● デザイン思考は、最初の課題発見のステップにおいて「他者」にそのヒントを見出そうとする。課題が他者起点であるとすれば、鋭い観察眼さえあれば他の誰かもその課題を見つけられるということになる。

● 世の中を変えるような革新的なアイデアは、アイデアを最初に思いついた人の極め

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【読んだ本】 ビジネス大学30分 プロジェクトマネジメント/延江 俊輝

【読んだ本】 ビジネス大学30分 プロジェクトマネジメント/延江 俊輝

この本を一言で言うと...実践的なプロジェクトマネジメントのノウハウがケーススタディで学べる本

読むべき人は...① プロジェクトマネジメントについて学び始めの人

② PMが陥るであろうリアルな状況をケーススタディで想定したい人

読んで学んだことは...顧客接点マネジメントについて、以下の学びがあった。

● 顧客の発注動機の理解

費用に見合った「期待効果」が得られるかが、顧客の発注動機に

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【読んだ本】 スクラム/ジェフ サザーランド

【読んだ本】 スクラム/ジェフ サザーランド

この本を一言で言うと...スクラムにおける「チームでの仕事の進め方」の思想がわかる本。
ソフトウェア開発以外の仕事に、スクラムの思想を転用するための本。

読むべき人は...① スクラムって聞いたことあるけど、よくわからんっていう全ての人

② スクラムについて学びなおしたいPMやエンジニア・デザイナーの人

③ 社員がスクラムって言ってるけど、何だかよくわかってない経営層の人

読んで学んだこと

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【読んだ本】 君たちはどう生きるか/吉野源三郎

【読んだ本】 君たちはどう生きるか/吉野源三郎

この本を一言で言うと...「立派な人とは何か」「立派に生きるためにはどうすればいいか」について考えさせられる本

読むべき人は...① すっかり不誠実で立派じゃない大人になってしまったあなた
② 立派な大人になってほしいと子供に願う親御さん

読んで学んだことは...① 物事の真理に迫るための「高い視座」を持つ

人は自分を中心に物事を見たり考えたりしてしまう性質を持っているもの。その昔、人々は「

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【読んだ本】 シリコンバレー式 最強の育て方/世古詞一

【読んだ本】 シリコンバレー式 最強の育て方/世古詞一

この本を一言で言うと...1on1ミーティングのメリットや具体的方法について学べる本

読んで学んだことは...① 1on1ミーティングで実現する8つのこと

1. 上司と部下の間に揺るぎない信頼関係が生まれる
2. 心身が不調で休職になるところだった部下が、早期の対策で生き生きと働き出す
3. やる気のなかった部下が自発的に働くようになる
4. 評価査定の後、不機嫌になる部下がいなくなる
5.

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【読んだ本】 予想どおりに不合理/ダン・アリエリー

【読んだ本】 予想どおりに不合理/ダン・アリエリー

この本を一言で言うと...人間の不合理な行動を解き明かす「行動経済学」の基礎が学べる本

読んで学んだことは...① 行動経済学とは?

ふつうの経済学では、わたしたちは合理的で、日々の生活で直面するすべての選択肢について価値を計算し、最善の行動をとっていると予想する。
ところが、わたしたちは経済理論が想定するより、はるかに合理性を欠いている。この不合理な行動の規則性を明らかにするものが行動経済学

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【読んだ本】「いい人」の心を消耗させない方法/アダム・グラント他

【読んだ本】「いい人」の心を消耗させない方法/アダム・グラント他

この本を一言で言うと...効果的な人助けの7つの習慣が学べる本

読んで学んだことは...① 疲弊への道は善意で舗装されている。

● 米国の大学の卒業式における偉人の式辞のうち「他者を助けよう」というメッセージは全体の2/3を占めている。

● 一方、同僚からの応援要請に応えた回数が多い日ほど、消耗が激しく、意識を集中することは難しいことがわかっている。

● ある大企業では社員の60%超が「同

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【読んだ本】 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方/岩田 松雄

【読んだ本】 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方/岩田 松雄

この本を一言で言うと...カリスマ的なリーダーではなく、謙虚で人格が優れているリーダーになるための考え方が学べる本

読んで学んだことは…①「ついていきたい」と思われるリーダーの「考え方」

● リーダーにカリスマ性の有無は必要ない。むしろ、謙虚さを持ち、人格的に優れている(『ビジョナリーカンパニー2』で「第五水準」のリーダーと定義されている)。
● 第五水準のリーダーは「努力をすれば、必ず報われ

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【読んだ本】 日本の大問題――残酷な日本の未来を変える22の方法/荻上チキ

【読んだ本】 日本の大問題――残酷な日本の未来を変える22の方法/荻上チキ

この本を一言で言うと...日本の政治・経済・福祉・外交・メディア・治安・教育について問題と、それに対する荻上チキさんの提案が学べる本

読んで学んだことは...① 政治にまつわる問題

● 戦後の日本政治は55年体制のもとで安定成長してきたが、93年の細川内閣誕生以来、自民党の安定政権は崩れた。浮動票が増え、政策がポピュリズム化しやすくなった。

※55年体制…自由主義と資本主義を肯定する「保守」

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【読んだ本】 もったいない主義/小山薫堂

【読んだ本】 もったいない主義/小山薫堂

この本を一言で言うと...小山薫堂さんの企画発想法が学べる本

読んで学んだことは...学びがあった箇所を抜粋。

考えてみるとこれはとても不思議なことです。さっきまで誰も関心を示さなかったカレーなのに、イチロー選手のお母さんがつくったというだけで、こんなにも「食べたい!」という気持ちが生まれるのですから。 それはつまり、このカレーの物語に共感したり感情移入したりしたからです。  そして僕は「こん

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【読んだ本】 意思決定の行動経済学/ダニエル・カーネマン他

【読んだ本】 意思決定の行動経済学/ダニエル・カーネマン他

この本を一言で言うと...認知バイアスを見抜き「正しい意思決定」をするための12の質問が学べる本

読んで学んだことは...① ビジネスの場で意思決定する際、認知バイアスのせいで判断が歪んでしまっている。

● 人間の思考は2種類ある。直感的な思考の「システム1」と合理的な思考の「システム2」。システム1は時に認知バイアスを引き起こし、意思決定に悪影響を及ぼす。

● 認知バイアスに陥っていること

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