賃貸物件を探すとき suumo のようなサービスやアプリは、スマホでアクセスできて、検索条件が保存できて、ソートもできて非常に使い勝手がいい。

けれど、いざ問い合わせを始めると、いきなりひどいことになる。見取図は紙で渡されるし、メールで「お世話になっております」とか連絡がくる。そして、申込をするときは手書きに印鑑だ。印鑑。契約でもないのに。

メールはとてもフレキシブルな連絡手段なんだけど、フレキシブルすぎて、運用でカバーしなければならないことが多い。たとえば日程を決めるときも、カレンダーサービスを共有してれば楽だけど、メールだとタイプするので曜日を間違えたりとかする。メールはフレキシブルゆえに、運用での努力が必要なのだ。

で、仕事でデータを受け渡しをするにあたって、メールを使っているなぁと気づくわけである。私の仕事はたいてい一発ものなので、受け渡しするデータ・フォーマットが同じ、ということはほとんどない。だからメールのフレキシブルさは重宝する。

けれども、たまーに大規模に同じフォーマットをやりとりする機会があって、とはいえ一発だからわざわざシステム化しなかった。けども、そろそろ限界が来ている気がする。メール往復の待ち時間とか、複数の話題が同時並行するときに迷子になるとか、タスクや課題がいまどうなっているか分かりにくいとか。いきなり全部を自動化するのは筋が悪いけど、ボトルネックから順番にコンピューターに対処させられないかなぁと考え始めている。