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#builderscon 2019

久しぶりにテクノロジーや作ることに触れて、刺激を受けに。

@niw さんの国際化の発表では、学びがあった。そして意外なところに結論がいった。

大雑把に言うと「国際化に取り組むとき、基本的な技術的知識に加えて、言語や文化の知識が不可欠だ。なぜなら自然言語が複雑だからだ。通常、一人の人間が対象言語・文化を理解することは不可能である。だから、関心を持つことが、最初のステップであろう」。だからこそinclusion & diversity は重要だ。という感じ。

ピンツイートしてある profanity filter なんかが、まさに、それだ。UGCにフラグを付けを自動化したいときの卑語リストみたいなのが必要になる。日本語文化圏ではNGワードという言い方をするけど、まず最初にNGが通用しなくて、まあそれは別の話だ。

英語では fワード、nワードが代表的だろう。とくにnなんかはだいぶヤバイ。だからfalse positive 上等で弾こうとしているなぁという印象を受ける。一方 hell を弾きたいけど、mitchell を弾くのはやりすぎだ、と一般的に認識されてると思う。あと hεllは弾こうか、とか、そっちの話題もある。

で日本語である。単語間に区切り文字が入らないので、mitchell 問題が頻発する。 パチンコとかウルトラマンコスモスとか。さらに日本語は同音異義語が多い。万個とか。

で、結局のところ、関心と理解なのであろう。@niw さんも言ってたけど、絵文字を入力したいという関心、そのときに起こる不具合の理解によって、サロゲートペアや制御文字にまつわる問題解決がなされてきた。

だから私たちが抱えている問題に関心を持ってもらい、理解してもらう必要がある。同様に、日本語文化圏以外で「にがにが🍺」をアルファベット表記したときに、どういう気持ちになるのか、関心を持つ必要があるのだと思う。

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