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規模の見積

先週末、余裕だろうと思って引っ越したら、予想外に収納が足りなくて、開梱が進まない。

これまで住んでいたところは、築50年近い建物で、もともと二部屋だったのを、リノベーションでひとつの2LDKにしたような借家だった。定期借家契約の期間がそろそろ切れるので、次を探していた。

新しい家は、分譲賃貸マンションの部屋の又貸みたいなところで、クローゼットもあって、システムキッチンで、みたいな素敵物件だ。専有面積も大きくなる。だから、たいして計画も立てずに、雑に梱包して、荷物を運んでもらった。引っ越しなれしてる私って素敵、くらいの勢いでいた。

ところが、全くら開梱がはかどらない。モノの行き場所がちゃんと決まってないので、箱を開けるたびに「これ、どこに置こう」ってなる。皿はキッチンだし、服はクローゼットのはずなんだけど、何に時間がかかっているのか分からなかった。

どうも収納が足りない。以前の家は「押入れ」だったのだ。あれは不便なんだけど、奥行きがあるので、実は収容力がある。奥のものが取り出しにくいので、奥行きのあるスライド式の引出し棚みたいなのを使ったりして工夫していた。

今回はシャレオツなクローゼットなので、奥行きがないし、そもそも容量が少ない。というわけで、不要なモノをまとめている。ゴミを梱包して、金を払って運んでもらって、開梱している。というわけだ。

「アジャイルな見積と計画づくり」という本で、まずは大雑把な規模を見積もれ、と強く勧められている。まさに、その規模見積をしなかったがゆえの失敗だ。ここからは「レガシーコード改善ガイド」の出番だと思う。

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